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-- 10 March 1997 --

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* OAA MARS SECTION
-- Mars Observation Reports of 1996/97 (#008)--
* 10 Years Ago (16)(Japanese)
-- CMO #028 (10 Mar. 1987) --


OAA MARS SECTION
1996/97 Mars Observation Reports , #008 ( 16 Feb - 28 Feb 1997 ) (English)
1996/97 火星観測報告 #008 ( 16 Feb - 28 Feb 1997 ) (Japanese)

CMO028 10 Years Ago (16)
--- CMO #028 (10 Mar. 1987) (Japanese)

1987年二月下旬には火星は夕方の西空の「おひつじ座」を北上中で、日没時の高度は30度以下に低くなってしまった。最早観測は2回出来るかどうかとなり、視直径も5秒台では模様を捉えることは難しく観測も最終段階であった。日岐敏明氏からも観測終了の来信がある。

 OAA Mars Sectionに寄せられたこの期間(16〜28 Feb)の報告は、南政次氏(大津)、張麗霞氏(台北)の連続観測の他は沖縄の宮崎勲氏の1観測だけになってしまった。中島孝氏(福井)は天候不順で、全く観測できなかったと記録されている。2月下旬の寒波は福井に大雪を齎たらしたばかりでなく、沖縄・台湾の南国にも影響があったようだ。16日には上記三名の諸氏はそろってSyrtis Mjを捉えているが、もう有意義な観測は限界であろうと記されている。

 『火星通信』もこの号は見開き4ページに少なくなっている。記事としては、来信が中心で、他には浅田正氏による連載記事の、「惑星写真の撮影についてのアンケート」回答の集計結果の第4回が掲載された。

(Mk) 村上昌己
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