いよいよ火星は遠ざかり、夕空に低くなってしまった。土星・スピカを追い越して順行を続けていて、先日は細い月も加わってにぎやかな姿を見せた。友人から送られてきた画像を紹介する。

8月末には視直径も5.2秒角となり今期の観測期も終わりとなる。

 

西田昭徳氏から送って頂いたAlmanac 2013の火星項によると火星は来年の四月18日に「合」となり朝方の空に移る。「おうし座」で日の出時の高度がでてくるのは六月後半だが、七月初めの視直径はまだ4秒角以下である。十一月になると「しし座」まで進み視直径は5秒角を越えるが、年末でも6.8秒角に達するだけである。次回の接近は2014年四月14日のことで、最大視直径は15.2秒角となる。

 

八月25日 記

 

OAA火星課長 村上 昌己


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