編 集 後 記


 

春分も過ぎて三月も下旬となり、各地からソメイヨシノの開花の便りが届き始めている。このところ天気の変化は早く晴天は長続きしない。寒暖の差も大きく昨日からは花冷えとのこと寒い日となって朝晩の暖房はまだ必要である。横浜でも開花とのことで、近所の和泉川土手の桜並木を覗いてみたが、つぼみは白さは出てきているが、まだ小さく横浜市の外れでは開花まではもうしばらくかかりそうな気配であった。


いつもの散策路には、ユキヤナギ・ミツマタが満開で、シロモクレン・レンギョウ・シャクナゲの花も開いていた。三月上旬に小屋開きで訪れた蓼科では撤収日には雪に見舞われてまだ春は遠かったが、下界には花の季節が到来している。

火星は、三月中旬にはいよいよ視直径が10秒角を越えた。 入信してくる画像を眺めていると望遠鏡を覗きたくなるのだが、まだ寒さと花粉症による体調の悪さで観測を始められないでいる。当地で桜のつぼみが開く頃にはと思っている。

三月25日記

 

火星課長 村上昌己


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