LtE in CMO #253

From Hiroshi ISHADOH


●・・・・・・火星面ですが、27()は夕方から待機しました。雲が多く導入は遅れましたが、ソリス・ラクス(と思いますが)を午後側リム近くにてやや濃く認めることができました。マレ・シレヌムは二、三日前に比べやや見辛くなっている感じがしましたが、黄雲が少し強くなったのかシーイングも中程度ではっきり致しません。

 

 オリュムプス・モンスは26日に見えたような気がしましたが、これも不明瞭で錯覚かもしれません。かすかに暗部として見えたつもりですが、シーイングがかなり良好でないと視直径の低下も相俟って明瞭な確認は難しいと思います。

 

 炭疽菌によりアメリカの一部では混乱しているようですが、これから日本の各地でも可能性はあり、細菌によるテロの拡大が心配です。

 こちらは今のところ警戒の割りには平穏ですが、観光客の落ち込みは深刻で、経済にも影響が出始めています。とくに沖縄は危険ということで通達があり、修学旅行の中止が増えたようですが、日本政府は相変わらずここに住んでいる人のことは構わないようです。

 

 戦争で犠牲になるのはいつも住民で、とくに今回のタリバンとの交戦はあまりにも戦力の差がありすぎて話にもなりませんが、難民救済にむけて世界は手を差し伸べてほしいと思います。テロ報復攻撃に巻き込まれた住民はほんとにやりきれないでしょう。

 

 火星は小さくなり始めましたが、これからも捉えていければと思います。   

(282001 email)

 

○・・・・・・十一月前半までのスケッチをお送りいたします。こちらは今週はじめあたりから天気が崩れ、曇天が続いています。また北風が吹き出し、条件はますます悪くなる一方です。

 

先日、比嘉さんから頂いた写真を同封します。ちょうど黄雲の発生したころの写真もあり、變化の度合いが明瞭に分かります。

 

福井は既に可成りの寒さだと思いますが、ご自愛いただきたいと思います。

(16十一2001)

 

○・・・・・・・・昨日午後、十一月前半のスケッチを送付致しました。『火星通信』252号は14日に拝受しています。

 

こちらは中旬になり北風の影響で曇り空が広がり始め、火星も雲間から見ることが多くなり、いい条件で観測できる機会が少なくなりました。火星高度は高くなりましたが、南中から一時間も過ぎますと急にシーイングが悪化することが多く、視直径も8秒を割り淡い模様の検出も困難な時期となりました。

 

 CCD像ではシュルティス・マイヨルがかなり見えていますが、眼視ではまだ一部しか見えません。まだ中央付近で捉えていないためだと思いますが、マレ・アキダリウムもはっきりせず北半球では黄雲はまだ活性化しているのでしょうか?

 

 テロ事件以後、こちらでは今までのところ何ら事件は発生しておらず、これからも何事もないことを祈るだけです。

 

  きょう午後現在青空が広がっていますが、獅子座流星群がきょうあたりから見え始めるかも知れませんので夜半以降晴れることを期待したいと

思います。

 

 こちらも夜は少し寒さを感じるようになりましたが、それでも20℃程度です。福井でかなり寒いと思いますが、お体には気をつけていただきたいと思います。

 (17十一2001 email)


伊舎堂 (Hiroshi ISHADOH 那覇 Okinawa)    
 mailto:%20ishadoh@m1.cosmos.ne.jp : FAX 81-98-885-1263  


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