LtE in CMO #277

From Tohru IWASAKI



●・・・・・・・Date: Mon, 18 Aug 2003 15:35:50 +0900

Subject: 八月前半の観測結果の報告について

 

 八月15日締めの観測結果を、本日午前中に発送しました。九州北部は、この期間悪天候続きで、業を煮やして12 Augに朧月を横目に見ながら、強引に観測をしましたが、シーイング、透明度ともに沖縄訪問時とは比べものにならず、情けないスケッチしか得られませんでした。

 

 沖縄から帰ってみると、自宅(母屋)のクーラーが故障していて、修理はできず、新しく買い直すために18万5千円必要だと、父が悲鳴を上げていました。しかたがないので10万円を捻り出して、足しにするように、と渡すと大喜び。おかげで私の財布は薄っぺらになってしまいました。

 

 沖縄では大変お世話になりました。スケッチは出来不出来の差が大きなものになってしまいましたが、そのままにして報告いたします。

 それでは、今回は観測結果発送のご連絡と、お礼まで・・・・

 

○・・・・・・・Date: Fri, 22 Aug 2003 17:05:22 +0900

Subject: お詫びとご報告

 

・・・・  セレストロンのフォーク型赤道儀が、フリーストップだったとは知りませんでした。操作パネルにキーが並んでいて、てっきり電磁クランプかと思ってしまったのです。

 

  伊舎堂氏の観測所でも、フレーム筒の望遠鏡を初めて目にして、伊舎堂氏に、鏡筒回転装置はどのようになっているのですか、と尋ねるのが精一杯でした。精神的余裕がなかったことと、遠慮してしまったことが、原因として言えると思います。

 

 ・・・・・沖縄のシーイングの好さは予想以上で、宮崎で観測をしていた時('90'93年シーズン前半) を数段上回り、最大35cmの口径がフルに活かせる環境にお招きいただいたことに感謝しています。反射経緯台の微動を操作しながら、自動赤道儀の効率の良さと快適さを思い出しました。

 

  以下の文章を、沖縄訪問の報告として扱っていただければ幸いです。

 

  83日の観測終了後、国道58号をすぐに渡れるかどうかが心配されましたが、ピースリーイン新都心の一階に降りて道路に出てみると、運良く信号待ちか何かで車の流れが途絶えていて、立ち止まることなくエッカに向かって、上下線を突っ切ることができました。

  食事と入浴を済ませてベットに入ったのはもう915分で、1030分まで短く横になっただけでした。11時に伊舎堂氏とロビーで待ち合わせをしていて、昼食をご馳走になった後、空港まで送っていただきました。航空券には、予約便の変更はできません、とわざわざ印字されていましたが、空港ロビーでANAのお姉さんに、「ひとつ前の便に変更できませんか?」と尋ねてみると、「その便に空席があればできます」との返事。即カウンターに向かい変更手続きをしました。

  搭乗口近くの椅子に座って待っている間、うっかり眠ってしまって乗り遅れてしまうとヤバいので、必死に眠気を振り払いました。窓の外には遠くに海が見え、青い空とともに南国の風情を醸していました。

 

 ANAの福岡−沖縄線に就航しているのは、ボーイング社のB737-500という130席クラスの機体で、JASの北九州−羽田線のマグネダル・ダグラス社のMD-81160席よりも小さく、要するに現在のジェット旅客機で最も小さなものです。水平飛行の間、MD-81は少し機首側を上にして飛んでいるな、と思っていましたが、今回のB737-500は、もっと機首が上がっており、傾斜は5°くらいに思えました。機内サーヴィスのカートは、ストッパーを外すと確実に転がりだしてしまうと思います。耳栓をするとさすがに眠ることができ、福岡まではわずかの時間に感じられました。帰宅するとエアコンが故障していたのは前回のメールに書いたとおりです。

 

  遊びに行くんじゃないから、おみやげはないよ、と言っておいたので、手ぶらで帰っても両親は何も言いませんでした。

 

 それでは今回は、お詫びと沖縄訪問のご報告の追加まで。

 


  (Tohru IWASAKI 北九州 Fukuoka)   
iwasaki-t8910@qsr.mlit.go.jp


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