2003年から2018年までの火星接近表

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2003年の八月の最接近から約二年二ヶ月毎に火星は地球に接近してきます。ただし、地球の軌道は円に近いのに対し、火星の軌道は少し楕円形ですから、お互いの最接近距離が年によって違ってきます。2003年の場合のように近日点近くで起こる大接近の場合は、火星の見かけの大きさ(視直径)は角度で言って24秒角を越えますが、火星の遠日点のところで起こる小接近では視直径は14秒角以下になります。2012年の接近が小接近にあたります。2003年から2018年の大接近までの最接近の様子は次のようになります。

 

最接近日(GMT)

最近距離

最大視直径

2003年八月27

5576km

25.11秒角

2005年十月30

6942km

20.17秒角

2007年十二月18

8817km

15.88秒角

2010年一月27

9933km

14.10秒角

2012年三月05

10078km

13.89秒角

2014年四月14

9239km

15.16秒角

2016年五月30

7528km

18.60秒角

2018年七月31

5759km

24.31秒角

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(註)地平に立ってぐるりを見渡すとき、360度の角度があるわけですが、その1/3601度角です。その1/601分角、更にその1/601秒角というわけです。