自己紹介(河合塾サイエンスミュージアム用に書いたもの) http://www.kawai-juku.ac.jp/sci/wg_access.php?cid=5&pid=202 氏名 柴田 一成 (しばた かずなり) 所属 京都大学(大学院理学研究科附属花山天文台)教授 所属連絡先 607-8471 京都市山科区北花山大峰町 Tel: 075-581-1235 / Fax: 075-593-9617 生年月日 1954/12/24 研究分野 天文学 太陽・恒星 その他の研究分野 星間物質・星生成、銀河系・銀河・銀河団 ホームページ http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~shibata/ メールアドレス shibata@kwasan.kyoto-u.ac.jp 研究テーマ 太陽宇宙プラズマ物理学 宇宙における様々な爆発現象や活動現象(小は太陽面爆発(フレア)から大は活動 銀河中心核ジェットに至るまで)を、プラズマ物理学とりわけ電磁流体力学を用いて、 統一的に解明しようとしている。コンピュータシミュレーションを得意とするが、スペ ース観測(X線)、地上観測(光学、電波)のデータ解析も行っており、天文学会の 中でも最も幅広い研究活動を展開している研究者の一人であると自負している。 キーワード 磁気プラズマ,電磁流体力学,フレア,ジェット きっかけ ものごころがついたときには、すでに宇宙に興味を持っていた。おそ らく手塚マンガやテレビ(月光仮面など)の影響であろう。影響を受け た本は、ガモフ全集。特に中一の時に読んだ「ひろがる宇宙」で決定的 な影響を受け、以後宇宙物理学者を志すようになった。 ゼミ・研究室 研究テーマ:太陽宇宙プラズマ物理学(宇宙の活動現象のひな形とし ての太陽活動現象の研究と、その宇宙活動現象への応用)。学生には、 この分野がいかにわくわくする面白い分野か、を伝えるように努力している。 研究室訪問 有 訪問例 個人的なつてで、訪問、見学を受け入れたことがある。 セミナー出講 可 セミナーテーマ 「宇宙における爆発現象」 学外との連携 国立博物館や公共天文台、科学館などでの講演。 高校生へのメッセージ 20 世紀の天文学は、宇宙、天体は永遠不変てなく、進化すること、 それどころか時に激しく活動し爆発さえすることを明らかにした。そのほとん どはまだ謎につつまれているが、近年の観測技術、コンピュータの発展によっ てその解明の糸口がようやく見え出した。21世紀前半はこれらの謎の解明によ って全く新しい宇宙観の誕生が予感される。このわくわくする新しい研究分野 にチャレンジする若者が続々と現れることを期待したい。 更新日 1999/07/23 字句訂正 2005/06/11