SMART議事録 2002年09月04日(水) 19時30分より 於花山天文台 出席者:天文台/黒河、北井、上野     西村製作所/専務 西村専務より、9月2日バージョンの望遠鏡本体、架台部分の設計図が配付 され、本日はそれに関しての課題、問題点の検討を行った。 旧バージョンに比べて最も変わった点は、25cmHα望遠鏡のCCDカメラ 直前の光路をさらに折り曲げることにより、望遠鏡格納ボックスの太陽方向の 長さを短縮した事にある。 ◎20cm磁場望遠鏡の絞り  全面像、部分像切り替え等の際に、10cm径の絞りを出し入れするが、  本日の図面では対物レンズ(2枚目)のすぐ後側に配置されている。  これを、視野シフト用くさびの前側に設置する場合の設計図も考えてみる。 ◎筒先のたわみ量  望遠鏡格納ボックスが短くなった代わりに、対物レンズやくさびガラスを  含む筒先の長さが長くなったが、その中に含まれている物の重量による  たわみは問題ないのか?たわみ量を実際計算し、筒の内部を、光学系に  影響の出ない程度のたわみになるような構造にする。 ◎望遠鏡架台重心位置  もし望遠鏡全体の重心が鉄塔の中心軸からずれても、鉄塔の振動への影響は  出ないかどうか?  (西村製作所->NTTへ質問)                      以上  (記録:上野悟)