編 集
後 記
五月になると、晴天の日が少なくなり、雨の降ることも多くなっている。上旬にはまだ湿度も低く過ごしやすい日々が続いたが、下旬になると気温も高めの日があり蒸し暑くなっている。昨日は35℃以上の猛暑日の観測地点も出て、今年の夏も猛暑になりそうな気配である。「小満」を21日に過ぎて、そろそろ梅雨の季節となる。今年は九州南部が沖縄・奄美より先に梅雨入り宣言が発表された。観測史上初めてのこととされている。
季節の花が次々とひらいて、楽しませてくれる。ツツジに次いでシャクナゲも咲いて、ソケイの香りが散歩道に漂っている。ジャスミンの仲間ということである。我が家ではジャーマンアイリスに次いでアマリリスの花が開いた。ご近所のあじさいも花芽が拡がり雨の季節の始まりが近いことを知らせている。
火星は、5月はじめにプレセペ星団を通過していった。当地でも撮影を企てていたが、夕方には連日の曇天で、当地での撮影はかなわなかった。通過後の画像だが、友人が8日に撮影した画像を拝借する。
今接近期では、12月の下旬からの体調不良が続いて、火星の観測はほとんどできなかった。年々、体力の衰えを感じるようになっている。
五月22日記
火星課長 村上昌己