編 集 後 記


六月になって日本各地では梅雨入りとなり不安定な天候が続いている。晴れると気温が上がるが、まだ暑さは本格的でない。近所のアジサイの花は盛りで、他にも初夏の花が次々に咲いている。

 


 

このところ、夕方の西空に金星と木星が並んで明るく見えていた。もっとも接近したのは6月9日のことで、撮影を狙っていたが、関東は北東気流で連日の曇天傾向が続いていた。梅雨の晴れ間となった10日に会津の友人が撮影した画像で、ご覧いただく。低空には水星も写っている。

六月20日現在、火星は朝方の空で順行を続けていて「おうし座」に入ろうとしているところである。六月下旬にはプレアデス星団の南を通過する。

日本での日の出時の高度25度ほどになっていて、視直径は4.4秒角とまだ小さい。

「西矩」は順行を続けた、まだまだ先のことで、黄経では、1120日、赤径では、1128日で、「しし座」レグルスの近くでの現象である。視直径は8.1秒角、季節はλ=025Lsに達していて、眼視観測の好機となっている。

今期の画像での観測報告は、アフリカのフォスター氏から既に入ってる。セブの阿久津氏も今月から撮影が出来るようになったということである。例年のようなギャラリーはまだ準備中であるが、英文・和文のLtEには画像がアップされている。

六月20日記

 村上昌己 


日本語版ファサードに戻る / 『火星通信』シリーズ3 の頁に戻る