編 集 後 記


 

五月も下旬になって、早くも日中は蒸し暑い時間が出始めてきた。沖縄・奄美では一足早く梅雨入りとなって、「スーマン・ボースの雨」の季節を迎えている。今年の「小満」は五月20日であった。自宅廻りの散歩道でも花の種類は少なくなってしまって、唯一「あじさい」の花が咲き始めて元気なだけである。鎌倉の光則寺でもヤマアジサイの展示が始まっているという。


 

接近中の火星は22日に「衝」となり夜半の南の低空で赤く輝いている。月末には最接近となり視直径18.6の大きさとなる。20日は、DE=Ds=10.2Nとなった日で、ピカリ現象の確認観測が行われたが、現象を観測したとの報告は入っていない。

私も ASI120MMカメラを8cm屈折につけて、モニター画面を使って確認作業をしていたが、ピカリ現象は捉えられなかった。取り込んだ動画から作成した画像をご覧いただく。小型の屈折では二倍バーローを付けてもこの大きさの画像にしかならなかった。


20cm反射経緯台でも時々覗いていたが、暗色模様の輪郭はもっとはっきりするが、細部は捉えられず同程度の見え方にしかならなかった。あらためて眼の衰えを感じている。

五月24日記

火星課長 村上昌己


日本語版ファサードに戻る / 『火星通信』シリーズ3 の頁に戻る