編 集 後 記


 

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

関東では、年末からの晴天傾向が続いて、穏やかな年明けとなりました。相模湾沿いの当地では丹沢から箱根・伊豆にかけての雲が、時に流れ込んできて雲が拡がります。先日の部分日食も、晴れ間が東と北の空にあるものの、全く見ることが出来ませんでした。

 

寒中となり朝の最低気温は氷点下にまで下がるようになりました。朝方の西方最大離角過ぎの金星を狙って早起きすると、木星・アンタレスと接近して輝いていました。122日には、金星と木星が2度角ほどまで接近します

 

 

 

 火星は、うお座を順行して1月始めには、赤緯が北になりました。視直径は7秒角を下回ってしましたが、クリュセから南側に黄雲の発生があり、わが国から捉えられています。12月報告の文中に取り上げたように、MRO MARCIの画像に捉えられた12月末のエオスのダスト活動の発展したものと思われますが、詳細は次号になります。

 ここでは、12月に蓼科で写した私の画像をご覧いただきます。15cm苗村鏡による画像です。自宅の10cm屈折ではもはや極冠は捉えられなくなってしまいました。

一月10日記

火星課長 村上昌己


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