編 集 後 記
新年のご挨拶も遅れてしまいましたが、十日に撮影した富士山です。関東では乾燥が続いていて降水はほとんどありません。富士山も例年の雪化粧とはほど遠い姿ですが、今回の南岸低気圧で真っ白になったことと思われます。
十二月に入っても、関東南部では暖かい日が続いていましたが、年末からはだいぶ寒くなってきて、一月五日の「小寒」を過ぎてからは、氷が張る気温に下がる朝も出るようになっています。
火星は、日没時には南の空の「おひつじ座」にあり、高い所で光っていますが、寒いこともあり自分の観測は出来ないでいます。一月上旬には視直径は10秒角を切って観測期も終盤に入りました。
十二月下旬には、木星・土星の接近がありました。ネットの記事によると、ここまで接近して、はっきり肉眼で眺められる位置で現象が起きたのは1226年のことで、約800年以前の事であるとのことです。21日の最接近の前に、細い月も加わるときがあり、その時の画像をご覧いただきます。
一月13日記
火星課長 村上昌己