編 集 後 記
六月になり、遅れていた梅雨入りは関東でも21日に入梅の発表があった。その後は天気は短い周期で変わって曇天傾向が続いた。七月にはいると太平洋高気圧が強まり、前線が日本海に北上して晴天傾向となり猛暑が続いた。この数日は、前線が再び南下して本州に掛かり梅雨空に戻ったが、連日の暑さでだいふ体力を消耗してしまい、編集作業は今月も捗らなかった。
近所で見かける植物も夏の装いとなって、ノウゼンカズラ、ムクゲ、アガパンサス等が景色に色を添えている。我が家のゴーヤもだいぶ伸びて花を咲かせているが、まだ結実する物は出ていない。緑のカーテンにもほど遠い様子である。
このところ朝方の火星の撮影を狙っていた。夏至を挟んで夜明けも早く天候のこともあり、なかなかチャンスがなかったが、梅雨の中休みの晴れ間となった5日の朝に、撮影することが出来た。八月に接近する木星も上がってきていて、一緒に写ってくれた。後で調べると天王星も写っていた。
火星の視直径はまだ小さく自分の観測開始は梅雨明けを待つことになると思う。
七月12日記
火星課長 村上昌己