編 集 後 記


六月になり関東・甲信の梅雨入りも迫ってたこともあり、4日から夏前の草刈りなどで蓼科へ半年振りで出かけた。体調は少し良くなっていて、新緑の良い季節を過ごすことが出来た。5日には「芒種」、21日には「夏至」をすぎている。

8日に横浜に戻って、10日には関東は入梅となった。この週は雨も多く肌寒い日も感じられたが、16日からは、南の夏の高気圧の発達で連日の暑い晴天となり、梅雨明けを思わせる日々が続いた。明日からは梅雨前線が南下してくるというが、関東ではまだ数日は雨は降らないようである。ご近所では盛夏の花のノウゼンカズラの花が早くも咲いて、アジサイの花は勢いがなくなっていて、季節のすすみは早いようである。蓼科での満開のレンゲツツジの画像とともにご覧いただく。

 


 

 

 火星は、五月下旬には「しし座」に入り、赤緯を下げてレグルスへと近づいて、六月17日には北側を通過していった。当地でも梅雨の晴れ間の20日の夕方に撮影に成功した。薄明の頃から双眼鏡では捉えられていたが、暗くなるのを待っていたところ、屋根にかかりそうになってしまった。右の画像はギリギリまで待っての一枚だが、まだ、薄明の明るさが残っている。

 

 

 

 

 

六月22日記

火星課長 村上昌己 


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