編 集
後 記
師走も押し迫り、今年も残すところ十日ほどとなってしまった。関東地方でも朝晩の冷え込みは強くなっているが、天気予報では年末・年始は暖かいとのことで、ありがたいことである。今年の紅葉の季節は短く、イチョウの黄葉も散るのも早く、もうボウズになっている。サザンカも盛りを過ぎて散り始めている。寂しくなっていた我が家の庭では、水仙の花芽が立ち上がりもう少しで咲きそうになっている。十一月は雨が少なかったが、このところは再び周期的に天候が替わるようになって降雨となることも増えていて、厳しい寒気からは。やや遠ざかっている最近の日々である。

火星は十二月には太陽との離角も小さくなり、SOHO衛星のLASCO C3
カメラの写野に入ってきている。
太陽との黄経の「合」は、一月9日のことで、「外合」に向かっている金星も同じ写野に入っている。二つの惑星の接近は8日に起きるが太陽に近く観測は難しいだろう。
私は、火星課の課長を、今年いっぱいで退くことになり、OAAの承認もいただいて、福井の西田昭徳氏に後任をお願いした。来年からは新体制での新しい火星課の出発となります。
これまで通りの、ご支援を皆様にお願い致します。
十二月21日記
火星課長 村上昌己