20209月前半 和文お便りLtE Now

八月後半の和文LtE

最新のemailが上に來ています。


・・・ Mars 2020/09/14-Kumamori 

発信: 15 September 2020 at 22:08 JST

 

久しぶりにほぼ快晴になりました。

気温は21℃まで下がり、ちょっと寒いくらいでした。

火星の高度が上がるにつれシーイングはまずまずで、詳細も写りました。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200914/Km14Sept20.png

 

よろしくお願いいたします。

 

熊森 照明 (堺市、大阪府)

 

 

・・・ 火星撮影データです(吉澤康暢) 

発信: 15 September 2020 at 14:33 JST

 

火星の撮影データをお送りいたします。

観測機器や各種条件は前回のものと同じです。お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。

 

その他のデータ
14
 September 2020  λ278°Lsι25°φ18°S、視直径20.9″

パワーメイト2.5倍、撮影フレーム数2000より30

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200914/Ys14Sept20.png

 

吉澤 康暢 (福井市、福井県)

 

 

・・・ Mars 2020/09/13-Kumamori 

発信: 14 September 2020 at 18:17 JST

 

913日分火星です。

晴れそうで晴れなくて、晴れたのがベランダのリミットを超えてからでした。

モノクロカメラを外し、カラーカメラのみの画像です。 

また、上階のベランダにけられていますので、口径の全力は出ていません。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200913/Km13Sept20.png

 

よろしくお願いいたします。

 

熊森 照明 (堺市、大阪府)

 

 

・・・ 火星 2020/09/13 

発信: 14 September 2020 at 16:24 JST

 

913(UT)の火星像です

 上空に強く風が吹いているようで透明度は良好だが seeing があまり良くない。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200913/Oz13Sept20.png

 

尾崎 公一 (稲沢市、愛知県)

 

 

・・・ 火星 20200912 

発信: 13 September 2020 at 23:28 JST

 

茨城県の阿久津です。

火星 20200912

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200912/Ak12Sept20.png

 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ Mars 10 September 2020 

発信: 13 September 2020 at 22:04 JST

 

遅くなりましたが910日の画像セットを報告します。かなり非道いシーイングでした。

冬の銀河が見えようかという抜群の透明度でしたが、雲の行き来が激しく、700倍双眼装置で眺める火星はボヨヨンと揺れ回っていました。

 

透明度が良いと模様の色合いがはっきりわかります。北の明るい砂漠地帯は非常にきれいな桜色、サバ人の湾、子午線湾の暗色模様は明らかに青みが強い(色彩コントラスト効果を差し引いても)。青味を帯びた雲海から上半身(下半身?)を突き出したアキダリアの海もきれいな青味を帯びて見えます。それ以外の暗色模様は暖色系に感じます。このような眼視チェックは私なりに画像を仕上げるときの重要な参考になります。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200910/Kn10Sept20.png

 

またよろしくお願いいたします。

 

近内 令一 (石川町、福島県)

 

 

・・・ Mars 2020/09/11-Kumamori 

発信: 13 September 2020 at 15:38 JST

 

911日分火星です。

夜の初めまでは曇っていたのですが、火星時間は晴れました。シーイングも昨夜と同じぐらいでまずまずでした。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200911/Km11Sept20.png

 

よろしくお願いいたします。

 

熊森 照明 (堺市、大阪府)

 

 

・・・ 木星 2020/09/12 

発信: 12 September 2020 at 23:45 JST

 

912(UT)の木星像です

 日没直後に俄に晴れ間が拡がりまして、慌てて撮像した次第で、Seeing が相変わらず悪く、

この後20時過ぎには全天が雲に覆われてしまいました。

 


石橋さんからスタック数を多くしてみてはとの助言を頂きまして、少し手直しをしてみました。

 

尾崎 公一 (稲沢市、愛知県)

 

 

・・・ 木星 20200911 

発信: 12 September 2020 at 07:25 JST

 

茨城県の阿久津です。

木星画像 2020-09-11

 


夕方から木星のNTBs outbreak-2(I=85.8°)、NTBs outbreak-3I=27.2°)二つのスポットを撮像。

CH4画像ではoutbreak-2の後方に明るい場所が見える。木星大気の高い場所まで活動がある様です。

 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ Mars 2020/09/10-Kumamori 

発信: 11 September 2020 at 21:19 JST

 

910日分火星です。

天気予報が曇りだったし、雲が多かったので安心していましたら、急に晴れてきたので慌てて撮影。

シーイイングも良く、まずまずの写りとなりました。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200910/Km10Sept20.png

 

よろしくお願いいたします。

 

熊森 照明 (堺市、大阪府)

 

 

・・・ 火星 20200910 

発信: 11 September 2020 at 09:52 JST

 

茨城県の阿久津です。

火星画像 2020-09-10

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200910/Ak10Sept20.png

 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ 火星 M200910 ishibashi  

発信: 11 September 2020 at 09:40 JST

相模原、石橋です。

かなりモヤモヤと揺れていましたが、エドムが写りました。北極には霞が青く写りました。

 

ADCプリズムの補正をしています。この後、340xにして観たところ、大気の分散の滲みが分かりました。

 

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200910/Is10Sept20.png

 

石橋 (相模原市、神奈川県)

 

 

・・・ 木星 20200908 

発信: 10 September 2020 at 20:43 JST

 

茨城県の阿久津です。

木星画像 2020-09-08

 


 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ Mars Stereo Pair Images

発信: 10 September 2020 at 18:38 JST

 

このところ全然晴れなくてストレスがたまります。

ストレス解消にと、93日の画像で裸眼立体視用の画像ペアを作りましたのでお楽しみください。ペアの撮像間隔は34分ほどです。3つの画像を並べましたが、左の2画像が平行法立体視用、右の2画像が交差法立体視用のペアとなります。

 

火星画像の立体視チェックについては『火星通信』CMO 日本語版 第403 (2012年十月25日号)の拙巻頭論攷両眼立体視観察法の惑星画像への応用 (近内 令一)“をご参照ください:

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmo/403/Kn_403.htm

 

撮像の時間間隔の間に火星の模様が自転で少し東にずれるのを疑似視差として利用するわけで、身長ウン千万kmの巨人のウン十万kmの目幅で近くから眺めたらそのような立体惑星像が見られるだろうというアナロジーから“Giant’s Binocular View” 巨人の両眼視の眺め)とも呼ばれる方法です。

 


 

さて、この画像ペアを両眼立体視していただくといかがでしょうか?大きな位相角による東側の周辺減光の助けもあって、ビリヤードの玉のような立体的な球体像が満喫できるでしょうか?そしてValles Marinerisの峡谷のあたりは遠方から眺めたグランドキャニオンのように立体的なシャープな凹みに見えるかもしれません。ご参考に立体陰影付きのTES Albedo Mapを並べました。

残念ながらこれは錯覚かなと思っています。前にも述べたように、この巨大峡谷の内側には太陽照明による陰影と見紛うややこしい、擬態ともいえるアルベドー濃淡模様がついているからです。

 

疑似視差の方向を逆に使って左のペアを交差法で、あるいは右のペアを平行法で観察すると仮面を裏から眺めたような向こう側にくぼんだ不思議な立体感が生まれます。このときマリナーの峡谷がこちらに向かって出っ張って台地のように見えるなら疑似視差で立体構造を見分けた、といえると思います。残念ながら私にはこのように眺めても峡谷は凹んで見えます。3D様擬態アルベドー模様に眼がだまされているのかと思います。西の明縁から回り込んでくるOlympus Monsは、もうちょっとで立体感が見えそうな気がするのですが...

もっと高解像度の画像を得て挑戦したいと考えています。

 

フルサイズの画像はこちらにあります。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmo/top/Kn_03sept20_Stereo.jpg

 

近内 令一 (石川町、福島県)

 

 

・・・ 火星 20200908  UV画像

発信: 10 September 2020 at 06:23 JST

 

茨城県の阿久津です。

火星画像 2020-09-08

 


 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ 火星 20200908

発信: 10 September 2020 at 00:03 JST

 

茨城県の阿久津です。

火星画像 2020-09-08

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200908/Ak08Sept20.png

 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ 火星撮影データです(吉澤康暢)

発信: 9 September 2020 at 21:45 JST

 

火星の撮影データをお送りいたします。

台風通過直後でシーイングが悪く、解像度は今一つです。観測機器や各種条件は前回のものと同じです。

お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。

その他のデータ
7
 September 2020  λ273°Lsι30°φ18°S、視直径19.9″

パワーメイト2.5倍、撮影フレーム数2000より30
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200907/Ys07Sept20.png

 

吉澤 康暢 (福井市、福井県)

 

 

・・・ Mars 2020/09/08-Kumamori

発信: 9 September 2020 at 18:07 JST

 

908日分火星です。

天気予報は晴れでしたが雲が多く、シーイングも最初は良くありませんでした。

雲が通り過ぎた0時ごろから急にシーイングが良くなり、最終的にはまずまずの火星像になりました。

撮影中の気温もやっと25℃を切り、少し涼しくなりました。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200908/Km08Sept20.png

 

よろしくお願いいたします。

 

熊森 照明 (堺市、大阪府)

 

 

・・・ Mars Images Montage

発信: 9 September 2020 at 16:53 JST

 

このところ当地では夜中過ぎに濃い川霧が発生し、火星が中々見えません。

先日1画像ご報告した93日の他の画像も並べてモンタージュにしましたので、添付いたします。シーイング、透明度の変化、画像処理の手加減によって仕上がりの感じがかなり変わります。細部の再現性は良好かと思います。

 

西の明縁から自転で回り込んでくるOlympus Monsの山体の赤い地肌が綺麗です。この赤身は眼視でもよくわかります。

先に書きましたように自転で欠け際に近付くにつれてValles Marinerisの峡谷の陰影がどんどん発達していくのが捉えられれば、陰影付き立体像の検出に成功したと言えるのですが、この画像シリーズでは明確な変化があるとは言えないと感じます。衝の後の西側の欠け際近傍でチャンスがあれば挑戦したいと思います。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200903/Kn03Sept20.png

 

またよろしくお願いいたします。

 

近内 令一 (石川町、福島県)

 

 

・・・ 木星 2020/09/08    

発信: 9 September 2020 at 15:47 JST

 

98(UT)の木星像です。

 


 

Seeing が相変わらず悪く、この後20時過ぎには全天が雲に覆われてしまいました。

 

尾崎 公一 (稲沢市、愛知県)

 

 

・・・ 火星 2020/09/07    

発信: 8 September 2020 at 17:58 JST

 

97(UT)の火星像です

この日は昼間は雷雨で停電しました。撮像方法を少し変えてみました。

Acidalium の北側にダストか何かが拡がっているようでしたが、24時過ぎには雲に全天が覆われてしまいました。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200907/Oz07Sept20.png

 

尾崎 公一 (稲沢市、愛知県)

 

 

・・・ Mars 2020/09/07-Kumamori    

発信: 8 September 2020 at 13:58 JST

 

907日分火星です。

台風一過の晴れとはならず、雲間からの撮影です。

シーイングも良くありませんが、なんとか火星らしくはなっていると思います。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200907/Km07Sept20.png

 

よろしくお願いいたします。

 

熊森 照明 (堺市、大阪府)

 

 

・・・ 木星 20200907    

発信: 8 September 2020 at 13:15 JST

 

茨城県の阿久津です。

木星画像 2020-09-07

 


 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ 火星 20200907   

発信: 8 September 2020 at 13:14 JST

 

茨城県の阿久津です。

火星画像 2020-09-07

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200907/Ak07Sept20.png

 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ 火星 M200907 ishibashi  

発信: 8 September 2020 at 09:20 JST

 

相模原、石橋です。

台風一過でしたが、気流は良くなく、細部は写らずです。

 

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200907/Is07Sept20.png

 

石橋 (相模原市、神奈川県)

 

 

・・・ 火星 20200906  

発信: 7 September 2020 at 09:43 JST

 

茨城県の阿久津です。

火星画像 2020-09-06

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200906/Ak06Sept20.png

 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ 木星 20200906  

発信: 6 September 2020 at 22:00 JST

 

茨城県の阿久津です。

木星画像 2020-09-06

 


 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ 金星 20200903  

発信: 6 September 2020 at 12:18 JST

 

茨城県の阿久津です。

金星画像 2020-09-03

 

 


 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ Mars 2020/09/05-Kumamori

発信: 6 September 2020 at 11:30 JST

 

905日分火星です。

夕方の豪雨と雷のあと、なんとか晴れたのですが雲が多くシーイングも良くありませんでした。

台風が近づいているので難しいところです。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200905/Km05Sept20.png

 

よろしくお願いいたします。

 

熊森 照明 (堺市、大阪府)

 

 

・・・ 火星 20200903  画像添付

発信: 6 September 2020 at 00:41 JST

 

茨城県の阿久津です。

火星画像 2020-09-03

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200903/Ak03Sept20.png

 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ Mars image 03 September 2020

発信: 4 September 2020 at 20:46 JST

 

93日朝の画像です。

台風接近中でしたが、シーイングは時々かなり良くなり、双眼装置700倍の眼視像は大きな位相角の効果もあって、立体的なビリヤードの手玉のように見えて見事でした。

眼視でこの解像度では火星面は非常になだらかに感じられましたが、Valles Marinerisの峡谷のあたりはほとんど陰影付きの細長いシャープなくぼみのように見え、シーイングが完璧ならば楽々と見分けられると感じました。

南極冠を取り巻く南の高地一帯のほとんどはやや黄緑色味を帯びた灰色のダストで覆われているように感じましたが、空中浮遊ダストなのか、表面への堆積なのか??? Argyreはかすかに、白っぽい大きな楕円形に見分けられました。

画像で以上のような感じが出たでしょうか。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200903/Kn03Sept20.png

 

近内 令一 (石川町、福島県)

 

 

・・・ Mars 2020/09/03-Kumamori

発信: 4 September 2020 at 17:58 JST

 

903日分火星です。ほとんど曇りでしたが、雲の隙間で辛うじてLRGBを撮影することができました。

良く写ったL画像は1ショットだけで、ノイズが多くなりました。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200903/Km03Sept20.png

 

よろしくお願いいたします。

 

熊森 照明 (堺市、大阪府)

 

 

・・・ Mars 2020/09/02-Kumamori

発信: 3 September 2020 at 14:00 JST

 

902日分火星です。
台風の影響で天気も不安定だし、シーイングも最悪に近く困ったものですが、雲間でなんとか撮影できました。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200902/Km02Sept20.png

 

よろしくお願いいたします。

 

熊森 照明 (堺市、大阪府)

 

 

・・・ 熊森氏831日画像

発信: 3 September 2020 at 00:33 JST

 

熊森照明氏の831日の17h08m GMTの画像は、満月過ぎ数日のお月様をオペラグラスで眺めたような自然な仕上がりで解像度も高く、実に綺麗です。82816h14m GMTの画像について熊森さんご自身が他のサイトのアーカイブで指摘されているのと同様、この83117h08m GMTの画像にもValles Marinerisの峡谷が陰影付き立体像のくぼみとして写っているように思われます。

 

フランス天文協会SAFの火星課長クリストフ・ペリエ氏らによれば、火星ではいたるところで卓越風による砂塵の蓄積や吹き払われによって大クレーターや火山性マウンド、大峡谷などの立体的地形に、低い角度で太陽に照らされた時にできる陰影にそっくりな紛らわしいアルベドー濃淡模様が形成されています。したがって地上からの観測で陰影らしい濃淡だけで陰影付き立体像が捉えられたかどうか判断するのはかなり難しいことになります。連続して撮った画像で、欠け際からの位置の変化につれて陰影が変化をみせるかどうかという点が決め手となると言われています。

 

Tharsis巨大火山群ではすでに今期も欠け際に近付くにつれて蔭りが発達していく様子がはっきりとわかる連続画像シリーズが多数報告されています。熊森さんの82816h14m GMTの画像と83117h08m GMTの画像の画像とを比較すると、欠け際からの離れ具合によって峡谷かという部分の濃淡に変化が見られるように思われます。同じ仕上がり具合の同日の連続画像でこのような変化が明確に認められれば、この大峡谷の陰影付き立体像を画像で捉えたと明言できると思われます。

 

今回は衝の後の欠け際が西に移った時期にも、照明方向が変わりますが再度チャンスがあるということになります。かっての宮崎 勲氏のように眼視で確認できるチャンスもあることでしょう。

 


 

ご参考に、ヨーロッパ宇宙機構の火星周回衛星Mars Express衛星の軌道監視ウェブカムVMCが捉えた Valles Marinerisの陰影付き立体像を添付します 巨大多重リングクレーターArgyre Basinも陰影付き立体像で写っています)

 

近内 令一 (石川町、福島県)

 

 

・・・ Mars 2020/09/01-Kumamori

発信: 2 September 2020 at 16:41 JST

 

901日分火星です。

91日の昼間に散歩に出かけていたのですが、突然の雷と豪雨でずぶ濡れになってしまいました。

そこら辺の道路が川のようになってなかなか大変でした。

夜には雨は上がったいたのですがなかなか晴れません、辛うじて夜半過ぎに小さな晴れ間で撮影することができました。

夏の良好シーイングは終わってしまったようで、厳しいシーイングとなりました。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200901/Km01Sept20.png

 

よろしくお願いいたします。

 

熊森 照明 (堺市、大阪府)

 

 

・・・ 火星撮影データです(吉澤康暢)

発信: 2 September 2020 at 14:52 JST

 

今朝の撮影データを送りいたします。
一部画像が鮮明でないものがありますが、北陸地方の地震の影響です。
望遠鏡と共に、火星像が上下に大きく揺れましたが、かまわずスタックしてみました。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200901/Ys01Sept20.png

 

よろしくお願いいたします。

 

吉澤 康暢 (福井市、福井県)

 

 

・・・ 金星 20200829

発信: 2 September 2020 at 07:27 JST

 

茨城県の阿久津です。

金星画像 2020-08-29

 


 

よろしくお願いします。

 

阿久津 富夫 (常陸太田市、茨城県)

 

 

・・・ Mars 2020/08/31-Kumamori

発信: 1 September 2020 at 18:05 JST

 

831日分火星です。

夕方に豪雨となり、そのまま天気が悪く、なかなか晴れませんでした。

火星時間に辛うじて小さな晴れ間で撮影することができました。

https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/200831/Km31Aug20.png

 

よろしくお願いいたします。

 

熊森 照明 (堺市、大阪府)

 

 


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