HIGA #237

Letters to the Editor


from Yasunobu HIGA in CMO #237

●・・・・・・先日は日程についてのアドバイスをいただきありがとうございました。早速ですが伊舎堂氏との話し合いの結果を御報告いたします。

 伊舎堂氏の都合は年休を使っていつでもOKとのことでした。私の方は五月の連休か七月の連休しか参加できません。沖縄の五月の連休は天候が悪く火星の視直径も15秒ですのでどうかと思います。七月は夏の晴天と好シーイングが期待できますし、視直径も18秒ですので・・・。と言う事で日程は七月20日〜22日にきまりました。ただ、一つ憂慮しなければならないのは台風です。七月上旬までは心配ないのですが、中旬以降は確率が非常に高くなります。最悪の場合中止、或いは台風で帰れない・・・それを覚悟しなければなりません。ところで村上氏は五月連休か七月の休みと言っておりましたが、七月の連休は大丈夫でしょうか?

 次に大まかな内容についてですが、伊舎堂氏の考える中身と、私の考えていたものとでは大きな隔たりがありました。彼は「糸満青年の家」に皆で泊まり、観測には別の「玉城少年自然の家」へ赴くというものでした。火星の南中時刻は21時30分、夕方「玉城・・」へ出かけ夜中過ぎて「糸満・・」に戻ると言う事になります。はたして公共の施設でそのような行動に許可がでるのか疑問です。それに私としては、わざわざ沖縄まで来てもらってシュミカセで観測なんて・・・と言う思いがあります。ニュートン式の私の25cm、伊舎堂氏の30cm、湧川氏の40cmがあるのですから。

 私の案は那覇市内にホテル(できれば同一ホテル)をとり一夜は伊舎堂氏の30cmで、二夜目は湧川氏の40cmで観測という筋でした。
 伊舎堂氏の考えでは氏の観測所には他の一台しか望遠鏡が置けないため四十分間隔のスケッチができないことになる、私の考えは二台あれば何人かのスケッチは行える(参加者全員がスケッチをとるとは思えず観望のみもあるでしょうから)。そういった訳で皆さんの思いも伺ってからと言う事になりました。猶予はまだありますので。
 実は十一月1日、湧川氏と会う機会がありこの話をしました所、二夜の観測ともうちの40cmでどうかと言う話になりました。彼曰く二階の部屋も空いているので観測中の懇談や休息に使え、ベランダには二〜三台の望遠鏡が置けるとの快諾でした。彼の家へは那覇から車で三十分くらいです。ホテル泊まりでしたら夜中に帰っても気にする事はありませんが、公共施設では無理だと思います。私はこの案にたいへん乗り気です。40cm以外に用意する望遠鏡は二台を予定しています。ホテル関係の資料、予約等は私にお任せ下さい。

(3十一2000 email)
○・・・・・2001年の火星の長期滞在観測には、宿泊ホテルの屋上に望遠鏡を設置して自由に気兼ねなく観測できるような方法を考えています。宿泊料金が安く、この條件に適うホテル(ビジネスなど)はこれから探すのですが、見つからない場合でもそれに近い状態を設定したいと思います。
(18十一2000 email)

比嘉 保信 (Yasunobu HIGA 那覇 Okinawa) : FAX:81-098-862-3975