HIKI #211

Letters to the Editor


from Toshiaki HIKI in CMO #211

●・・・・・・・ Christmas Mail有り難うございました。獅子群流星の私の写真email上で拝見致しました。スカイウォッチャー誌がこの火球の情報をあつめていましたので、そちらの方にも送ってあります。
 さて、火星観測ですが、十二月後半は今のところ八夜10枚となっています。晴天続きでよいのですが、気流状態が悪すぎます。毎年この時期はそうなので仕方ありませんが、気力を削がれそうになります。極冠が非常に見えにくくなりました。
 新望遠鏡は遅れに遅れて、一月末の納品となりました。そちらも寒いことでしょう。お体には十分にご留意下さい。
(28十二1998 email)

○・・・・・・・ いよいよ本年もあと一日を残すのみとなって参りました。今朝は寒気が伊那谷まで吹きつけ小雪が舞っております。昨日はほとんど雲に覆われました。というわけで欠測が二日続きました。現在までの十二月後半の観測状況は九夜13枚です。明日の朝は晴れることでしょうが、気流はあまりよくないでしょう。
 さて、本年は年の初めから大変お世話になりました。何とかパソコンを覚え(まだまだですが)、メールにより逐次情報交換ができる状況になりましたこと有り難く感謝申し上げます。新年は、五月に皆さんとお会いできればよいと思います。ただ新年度は中学校への異動がほぼ確定していますので、その頃の予定は全く立っていません。私にとっては初めての中学校であり、何かと心配もありますが、こちらの方も充実させたいと思います。
 では、よいお年をお迎え下さい。私は、4日からは研修が入っており、事実上休暇は3日迄です。

(30十二1998 email)

●・・・・・・email有り難うございました。新学期もはじまりました。始まった早々土日連休なので、期待していますが、生憎この冬一番の寒気到来で一日雪がちらついておりました。今夜もその調子ですので、明日の朝は観測は厳しいでしょう。村上さんのところは可能かどうか。今朝は、冬型にしては珍しくまずまずのseeingでした。しかし、一枚スケッチをとった後、雪雲が覆いました。夕端のヘッラスの一部を確認しました。今後は濃度測定を致します。朝方のクリュセが白く、印象的でした。前回の接近で丁度今頃赤道帯霧が見えたので注意していましたが、今回確認していません。
 新年になってから、晴天率は良いのですが、気流が非常に悪く、連続観測できていません。伊那谷は、漸くの雪ですが、多少積もりそうです。昨日スタッドレスタイヤにかえました。交換時期は例年より一ヶ月以上遅いのです。そのくらい晴天続きでした。しかし、冷え込みは厳しく、一昨年から飼っている犬の毛もふさふさです(母親がシベリアンハスキー)。マイナス10度近くの気温でゆらゆら落ち着かない火星を凝視するのはつらいものです。いずれにしましても、晴天を逃さず、辛抱強く続行して参りたいと思います。

(8一1999 email)
○・・・・・・観測日が多いわりに観測数が少なく残念ですが、冬の変わりやすい天候や気流が思わしくないことが多く、このような状況になりました。しかし、自分の観測ペースとしては、今回かなり良いほうなので、仕事も忙しくなってきますが更にがんばっていきたいと思います。なお、スケッチは本日お送りいたします。
(16一1998 email)

日岐 敏明 (Toshiaki HIKI 上伊那 Nagano) : JZJ00415@nifty.ne.jp