HIKI #220

Letters to the Editor


from Toshiaki HIKI in CMO #220

●・・・・・ 大変ご無沙汰しています。いよいよ梅雨入りとなり、まだまだ大きい火星を観測する機会が減少するのは残念です。中学校の仕事もだいぶ慣れて参りましたが、持ち帰りの仕事が多く、観測に支障をきたしている状況です。それでも四月の状態を思い起こせば状況は好転しています。
 五月の観測報告が遅れてしまい申し訳ありませんでした。さて、漸く新反射による観測となりました。まだ、数回の観測であり、はっきりとした評価はできませんが、惑星観測用として使える良好な鏡面です。口径は22.3センチでF6.8です。斜鏡はこのFにしては小型です。スパイダーも薄く、結果としてシャープな像をむすんでいると思います。口径が大きい分高倍率が使え、北極冠が捉えやすくなりました。絶好の気流下で観測してみたいものです。光軸に若干のずれがあり、早めに修正したいと思います。
梅雨の晴れ間を逃さず観測したいと思います。今後も宜しくお願い致します。
(7六1999 email)

日岐 敏明 (Toshiaki HIKI 上伊那 Nagano) : JZJ00415@nifty.ne.jp