PS #205
Letters to the Editor 後 記
in CMO #205

 ◆・・・前號 p2289 の長谷川一郎先生の LtE に添えられた reprint というのは、"Daytime Fireballs Recorded in China and Japan" by HASEGAWA Ichiroで、Proc. Inter. Conf. held in Seoul, Oct 1993に掲載されたものである。
 例えば、Fig2: Seasonal variation of daytime fireball displayed every 30゜Ls によると、中國での動向と日本のそれが同じ型の折れ線を描くのは驚異である。
 OAAについて改名は適當に非ず、という私の回答と共にお傳えしたところ、「ゴ指摘ノ、・・・中國ト日本ノ傾向ガヨク似テイルコトニハ私モ驚イテイマス」とお返事を頂いた(9六附)。

 ◆前號 p2292 の比嘉保信氏の翻譯ソフトの實用例として、その前のクアッラ氏の文面をソフトに懸けたものを頂いた。未だ凄い日本語だが、何とか解る。面白いのは、原文が文法的に拙いと、日本語もオタオタになること。ミススペルはある程度讀む様だが、原文は Jupiter の J が小文字であったため讀めなかった。
VHS-PALが「VHS仲間」となるのは感激する程のご愛敬。人名のフルネームが讀めないのは未だ缺陥商品であろう。

 ◆今號のホヰトビィさんの文面に、西田家の慶事が出てくるのは、先月の西田氏のご長男の無事誕生を指す。204號の發送日に變更があったのはこの事に因る。
 尚、西田昭徳氏は四月から福井縣のプラネタリウム(春江町に建設中)関係の仕事に移っていて、七月18、19日は東京へ出張し、村上昌己氏のお世話になった。

 ◆森田行雄氏は正月のCCDミーティングにdutyで來福出來なかった爲、この夏福井でお招きすることになった。正月の遺産を西田氏から傳授される筈である。

 ◆今回添附の比嘉保信氏の衛星附きクルクル火星影像は、プリントを見る限りでも優れていると思う。1988年などの写真影像が2003年には廻る様である。いずれ、比嘉保信氏にご紹介を願う心算である。


南政次 (Mn)