Ts #224

Letters to the Editor


from Hitomi TSUNEMACHI in CMO #224

●・・・・・ご無沙汰していましたが、本日やっとインターネットが開通いたしました。CMOもネットで見ることができるようになり、うれしくて天文関係のページを次々と開いています。過日の台湾の大地震で、頼さんを始めとして関係の皆様の安否がとても気がかりです.何かご連絡はありましたか。たまたまうちの学校の教頭と事務長がそのとき台湾に出かけており、もう一日ずれていたら台中に泊まっている所だったそうですが、当日は台南にいて、揺れを感じる程度で助かったそうです。台南にある姉妹校「長榮高級中學」では、資料室の棚から陶器の茶碗が一つ落ちて壊れただけだったそうです.台北の被害が大きくて、天文台を訪れたときにお会いした方々が心配です。初めてのe-mailがこんな内容でちょっと残念ですが、これからもよろしく。
(29九1999 email)

○・・・・・帰宅すると新聞やTVより先にインターネットを開いて、ニュースの情報を入手しています。東海村の事故など、例のJCOを始めとしてずいぶんいろいろ検索することができました。三大紙のホームページを比べてみると、情報の速さは、朝日新聞がいちばんのようです。しかし、インターネットを見ていると時がたつのを忘れてしまいますね。目も疲れます。

(3十1999 email)

○・・・・・・いつも休暇中に滞在する焼津の友人宅には現在五匹のネコがいて、そのうちの一匹は滞在中にうちの犬の慈郎が助けたネコなのです。(名づけて「コジロー」)そのネコがあっという間に四匹子猫を生んで、一匹は里子に出して現在三匹のマゴジローが同居しています。慈郎は大のネコ好きで、散歩していてもネコを見かけると、しっぽを振ってエヘエヘと(そんな顔に見える)寄って行こうとするのです。「あれは焼津のネコじゃない!」と慌てて引き止めるのですが、いつぞやはネコの方をよそ見して歩いていて、駐車していた車にぶつかるというマヌケな事をやりました。14年モノのジジジローですが、元気です。
 追伸の追伸:犬猫でなく「大猫」の話。前にお話した焼津の猫は、今では五匹ですが、つい最近まで七匹(ニャニャヒキと発音する)居まして、最長老の白黒猫「パピ」はその「親方」として、今年の初めに18歳で大往生するまで君臨していました。始めはこの猫一匹だった時代があり、飼い主である友人が入院したとき、しばらく横浜の我が家で預かった事があるのです。この猫は、勝手に外を歩かせずに、犬のように紐をつけて散歩をさせる習慣があり、夜散歩をしていたら、道行く人に屡々「ワンちゃんですか?」と声をかけられ、その度に「いえ、ネコなんです」と答えたものでした。闇夜の散歩では、ちょっとした小型犬より立派な体格をしていたのでまさか猫を紐付きで散歩させているとは思わなかったのでしょう。晩年はずいぶん縮んで華奢な爺さん猫になってしまいましたが、若い頃は立派な「大猫」親方でした。飼い主が無事退院して、親方と焼津に帰ってしまい、寂しさに耐えられなくなって、その直後に友人の知り合いの獣医さんから、慈郎をいただく事になったのです。慈郎も親方にあやかって長生きして貰いたいと願っています。

(4十1999 email)

○・・・・・・(村上様)e-mailで始めてお便りいたします。インターネットを始めましたので、これからはHome-PageでもCMOを拝見させていただく事ができるようになりました。火星の事については、専門的なことは何一つ分かりませんが、一天文ファンとしてこれからも楽しく読ませていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 Home-Page作成の手間は大変ですが、村上さんこれからも頑張ってください。

(5十1999 email)

○・・・・・・本日は研修日で在宅だったため、ちょうどOutlookを開けているときにリアルタイムでmailが届きました。京都から三分足らずで「飛梅」のように飛んできたので、e-mailの醍醐味を実感しました。南さんからのmailの後で村上さんからmail、そして立て続けにWeb版CMO#223のお知らせを「Cc」でいただきました。Web版を開けてみましたが、二人目の訪問者だったようです。阿久津さんの木星の画像、きれいでした。
 頼さん、ご無事で何よりでした。

(6十1999 email)

○・・・・・・この夏休み(八月7〜8日)焼津の友人夫婦と三人で、静岡〜長野を抜けて北陸は富山の新湊まで出掛けました。交代で運転したとはいえ、北陸は遠いですね。
 新湊に行く前に、十月末にOAAの総会が開かれる富山市科学文化センターと、富山市天文台を訪問してきました。天文台は、入り口で車から降りる事になっており、後は山道をひたすら登らされました。周りは自然が残され、蝉の声しか聞こえない静かなところでしたが、肝心の道は木陰一つない完璧な炎天下。地獄の訪問でした。そんな思いをしてたどり着いたのですが、歓迎していただき、隅から隅までいろいろ見せていただきました。大きなドーム天井に数種類の太さのグラスファイバーをはめ込んで作った「星座ルーム」などは、ほとんど文化祭のノリで楽しいものでした。屋上の100cm主鏡を始め、太陽望遠鏡なども見せていただきましたが、「実は太陽にはほとんど使っていないのです」と申し訳なさそうに言っておられました。どうも、どこの天文台も似たり寄ったりで・・・
 (焼津の天文台もそうなのです。台北天文台の太陽望遠鏡での黒点スケッチ談義が、懐かしくなります。あれは本当に嬉しかった。)

(10十1999 email)

○・・・・・火星は随分西に傾いてしまいましたね。観測はもっぱら宵の口勝負ですか。遠ざかる上に、高度が低くて大気が邪魔して観測の条件はあまり良くはないのでしょうが、寝不足にはならなくてすみそうですね。私の脳裏には、5cm屈折で見た1Mayの「中接近」の火星の像が忘れられません。あれはやっぱり「シュルティス・マイヨル」だったのでしょうか・・・。
 横浜は今日も爽やかな「秋晴れ」で(ようやくこの言葉が抵抗なく使える陽気になってきました)気温は25℃の「夏日」でしたが、湿度が低くて気持ちの良い日でした。そこここから金木犀が香ってきます。

(12十1999 email)

○・・・・今日は寒いほどでした。天気予報の解説に拠れば、神奈川県の辻堂(藤沢の方)では、昨日の最高気温は31℃で、本日は18℃だったとの事です。横浜も似たようなものでした。体が追いついていきません。

(16十1999 email)

○・・・・ネコが数匹、寝ている布団の上にどっかりと丸くなられると、重くてたまりませんね。焼津は布団の上にネコ、布団の中にネコ、コタツの中にネコ、風呂の蓋の上にネコ・・・。冬は寝返りを打つとネコだらけで、肩が凝るそうです。
 寄る年波の爺慈郎には、今年も犬小屋に敷く小さな敷物をそろそろ調達してこなければなりません。

(20十1999 email)

Hitomi TSUNEMACHI (Yokohama Kanagawa) : hitomi@kh.catv.ne.jp