○・・・・・今日は富山の天文史についてのHP(富山市天文台の)から切り取って、お送りします。以前渡邉誠氏にお尋ねになった『遠西観象図説』について、あれから何か収穫がありましたか?
○・・・・・理科教員室に置いてある黒点観測の記録を開けてみましたら、七年分のスケッチと報告書が出て来ました。1976年の一月は31日間すべて観測していました。スケッチ用紙の方にも記録がびっしり記入されており、改めて並べてみると太陽活動の様子が生々しく再現されます。ただ、6cm屈折で10cm投影なので、細かい見落としはたくさんあったろうと思います。その中に、昭和50年10月24日の新聞の切抜きがありました:「天候悪化は死者増やす・都監察医務院の解剖技師が研究」という見出しで、「気圧の谷が接近して天気が悪化すると、死亡者が増え医務院に廻されてくる死体検案数が増加する」と書いてありました。また「気象庁の高橋浩一郎博士も、交通事故の死者数は気圧の谷の通過前日に多いという報告をしているが、この(監察医務院主任検査技術員の)研究によると、事故死、病死、自殺の全部を扱っており、かなり確度の高いものといえる」とありました。こんな記事が挟まっていたという事は、黒点の増減との関連に関心があったのだと思います。
○・・・・・環境庁の星空観察に行っていました。・・・・あとに立ち寄ったファミリーレストランで、盛り上がっていたのです。夕方「晴れたね〜。迎えに行くね」と電話が入り、例の菅田町の畑まで出かけました。7×50の双眼鏡で、昴の星が何等星まで見えるか記入するという継続調査(夏は琴座)で、先発隊の自分達3人はきちんと観察記録が書けたのですが、後からやってきた中島氏ら数名は広がってきた雲にさえぎられ、観察は出来ませんでした。昨日の体調もあり、すぐ帰ろうと思ったのですが、空腹には勝てずに立ち寄ったのが、結局こうなりました。
○・・・・・Hα干渉フィルターの話ですが、『天文ガイド』二月号の「太陽特集」紹介の「ディスターフィルター」というものでしょうか。これによると、太陽面の彩層現象、プロミネンス、スピキュール、プラージュ、フレアなどを見ることができるとあります。アメリカのディスター社の特殊フィルターで、数十万円以上と書いてあります。また、『天文ガイド』社で、通販をしている「プロミネンスビュアー」というものもありますが、オッカルティングディスクをセットするので、太陽の縁からはみ出したプロミネンスだけを見るものです。「黒点とプロミネンスが同時に見られる」というのは凄いですね。アメリカの製造元の会社が、職人に逃げられたと言うのも面白い話ですね。ソーラープロミネンスアダプターというのは、学生時代憧れでしたが、とても高嶺の花で、藤森さんが入手したという話を伺ったとき、本当に羨ましく思ったものです。Ns氏のリサーチのその後の情報が入りましたら、教えてください。・・・
今日『天界』が届きました。何で二冊も入っているんだろう?と中を開いて、頭痛がぶり返しそうになり、熱が出そうになりました。やられました。・・・
○・・・・たまたま、行きがけに見つけた「司馬遼太郎が愛した世界」展のポスターで、昨日から既に開催されている事を知り、学校から放免されたその足で行ってきました。高島屋デパートの八階催し場がその会場に当てられており、平日の半端な時間でしたので空いているだろうとたかを括っていったのですが、けっこう混んでいました。
「歴史」「原点」「旅」「美術」「未来へ」の5つの世界に構成され、歴史小説の背景や資料、直筆の原稿や書簡、絵画、初版本や取材手帖、彼の足跡をたどる記録や写真、須田剋太画伯の絵画など大変盛りだくさんの展示で、見応えがありました。
○・・・・二俣川は、ごしゃごしゃした新開地になってしまいました。『越前の諸道』で、しょっぱなから福井駅もこき下ろされていますね:「人の気持ちを安らがせない」「色彩が互いにあくどさを競い合うために、ゴミ捨て場の仏花のようで美しさを感じさせない」…って、そんなにごしゃついているのですか?まるで横浜駅ではないですか!
○・・・・朝寝坊して目が覚めたらMk氏からのuploadの通知と、MnさんからのFwが着信していました。早速Web 版を開けてみましたら、11番目の訪問者でした。皆さん早起きですね。(尤も、大方の人はinternet は真夜中から明け方近くにやるので、CATVネットを使っている人には分らないだろうと、ある人に言われました。)
○・・・・太陽はいま少し小康状態?のようです。1956年は第19周期の始まり(極小)で、1971年は第20周期の極大、1973年はその下り坂にあるあたりのように思います。このたびの増加傾向は、この第20周期の傾向に似ている様子で、そこから判断すると今年の中頃以降に第23周期の極大が来そうであると言われています。同じ極大期でも、三周期ごとにあまり大きくないピークになるという傾向があり、今回も第20周期同様小規模(活動の低め)な極大になりそうだと言われています。今年は火星観測自体はOFFなのですよね。NASAの火星探査機は、この太陽活動を見越したものなのでしょうか?
○・・・・今日やっと「原画で綴る”街道をゆく”」第一集と第三集の録画を見ました。昨日は第二集だけを見ていたのです。確かに、第一集にモンゴルの星空の絵が出て来ました。モンゴル編は、もう少しやって欲しかったのですが、予算の都合でしょうか。対馬に渡る船の中で、須田剋太画伯だけ全く船酔いしなかったという話がありましたが、凄い集中力だったのでしょうね。展覧会では、須田剋太画伯の絵を随分見てきました。全体が暗く、その中に明るさを感じる、という司馬遼太郎の評そのままの絵でした。山根基世の語りは安心して聞けて、好感が持てます。
○・・・・Iw 氏(みなみらんぼうの顔がどうしても浮かんでしまいます)は、なかなか面白い方ですね。#105で「予習」していましたので、いろいろ楽しいお話を伺う事が出来ました。南先生のことなども。そういえばIw氏も、路上観測者の悲哀をご存知だったのですね。我が家と同じような民家が集中した狭い空間で、電線を避け、車を避け、時には他人の家の目の前で観測をするなど、ご苦労をされているようでした。あの重い望遠鏡を抱えて移動するのですか? とお尋ねしたら、重たいから四回に分けて運ぶと言っていました。なるほど。いつぞやは駐車場で觀測をしていた時、極軸を合わせようとしてバランスを崩し、もう少しで他人の車の上に望遠鏡を倒すところだったということがあったようです。
この方の音楽に対する入れ込みようは半端ではないようですね。今度の18〜19日だけでなく、四月にも7〜9日と上京するそうです。みなとみらいの方でコンサートがあるようですから、この時には日曜があるのでMk氏とのジョイントも可能かもしれません。
○・・・・無事大津にお着きになったことと思います。天気は如何ですか。天気予報では昨日まで「明日は都心でも15cmほどの積雪が予想され、交通機関への影響が心配されます」などと脅かしていましたが、今朝になって、15cmから5cm程度に予想が縮小されていました。しかし結果は0cmで、午前中一時霙になりましたが、雨だけで済みました。雪が降ると朝異様に静かなのですが、今朝はちゃんと車やバイクの通る音がしていましたので、ああ外れたなと思いました。
○・・・・昨日夜更かし中にMk氏からデートの日にちのemailが来ました。18日の土曜日、YAAの例会にお見えになるようです。
○・・・・Tingara来ましたか。いいでしょう? どうして見つけたか、とお尋ねですが、「動物の勘」です。試聴もせずに買ってきたのです。こういうのは、稀に大ハズレの事もあるのですが、これは当たりでした。中でも『夜間飛行』は、最高です。歌詞をemailしたくなった気持ち、お分りですか?