Ten Years Ago (181)

 

---- CMO #235 (25 September 2000) pp2795~2818  ----

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmo/235/cmo235.html

 


 

 この号は「第8CMO惑星観測者懇談会」の様子を伝える特集号である。この催しは20009月に横浜桜木町の紅葉坂にある「神奈川県立青少年センター」で開催された

  http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmohk/ws/08/ws8j.html

    http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmohk/ws/08/ws8.html (英文)

 

  懇談会の詳しい内容は上記のURLでたどることが出来る。此処には日間の出席者とプログラムを上げておく。

 

 出席者は以下の延べ18名であった。

阿久津富夫(栃木)、石橋 (神奈川)、岩崎 (福岡)、岡野邦彦(東京)、オジェ・フランシス(筑波・France)、小山田博之(神奈川)、常間地ひとみ(神奈川)、中島守正(神奈川)、成田 (神奈川)、西田昭徳(福井)、長谷川久弥(茨城)、比嘉保信(沖縄)、南 政次(福井)、村上昌己(神奈川)、森田行雄(広島)・・・(50音順) 

上戸伸一(神奈川YAA)、車田浩通(神奈川YAA)、小山佐枝子(神奈川YAA)

 

915

 15:00 集合:神奈川県立青少年センター1F「メルヘン」

       歓談後、会場検分と準備

 19:00 晩餐会 横浜中華街「翠香園」

 

916

 9:00  受附開始

 9:30 開会挨拶    村上 昌己

 

 (午前の部 司会:村上 昌己)

  9:40 講演 1「惑星CCD撮像の実際と問題点」・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 阿久津 富夫

 10:30 講演 22001年の接近と注目点T」(火星暦を中心に)・・・ 西田 昭徳

 11:00  講演 3 2001年の接近と注目点U」(観測のポイント) ・・・ 南 政

 11:45 自己紹介  出席者各位

 12:00 昼食休憩 「メルヘン」

 

 (午後の部 司会:南 政 )

 13:00 講演 4 「前回大接近1986/88年の火星観測」・・・・・・・・・・・ 中島 守正

 14:00  ティー・ブレーク / 比嘉保信氏のヴィデオ紹介

 14:30  講演 5 CCD撮像と画像処理--- LRGBを中心に」・・・・・・・・ 岡野 邦彦

 15:30  講演 6「ディジタルビデオ/カメラ撮像と画像処理」・・・・・・・・・ 比嘉 保信

 

 16:20 閉会の挨拶   南 政

 

 17:00 小パーティ 「メルヘン」

 19:00  歓談会  「ホテル三愛 ラウンジ」

 

917

 9:00 集合

 9:30 講演 2,  講演 3,  講演 4 の要約。

   色見本を用いての火星の色彩を表す名称の提案、他 ・・・・・・・・・ 岩崎  徹   

      ステライメージを用いての惑星画像処理の実演 ・・・・・・・・・・・・・・・ 阿久津 富夫

 11:30 閉会

 12:00 昼食 「メルヘン」 後 解散 

 13:00 歓談 「開洋亭」    

 

 LtEには、常間地ひとみ(神奈川)、小山田博之(神奈川)、森田行雄(広島)、赤羽徳英(岐阜)、宮崎勲(沖縄)、伊舎堂弘(沖縄)、尾代孝哉(和歌山)、岡野邦彦(東京)、日岐敏明(長野), 比嘉保信(沖縄)、石橋力(神奈川)、阿久津富夫(栃木)、岩崎徹(福岡)の国内の各氏からと、国外からはョ 武揚 (Taiwan), Brian COLVILL (Canada), Giovanni QUARRA (Italy), André NIKOLAI (Germany), Damian PEACH (UK) の来信が紹介されている。

 森田行雄氏の追加報告を取り扱ってCMO Mars Report #25 (1998/99) も掲載されている。19994月から6月が中心で、CCD画像(ST-5)、カラー写真(Fuji SV100)、白黒写真(Kodak TP2415)64像が報告されている。

 

TYA(61)は、廿年前のCMO#092 (10 Sept 1990), CMO#093 (25 Sept 1990) の二号の紹介である。当時の火星は「おうし座」に入り、夜半過ぎには高度が20度以上に昇るようになっていた。9月初めでδ=11.0", λ=290°Ls, φ=8°Sとなって十分な大きさになり報告者も増加していた。季節は南半球の夏至の後になり、この期間の注目は南極冠と南極フードの様子で、MnNj氏は8月下旬から9月上旬に福井で詳しく追跡している。

 #092には、南政次氏の「夜毎餘言・XVI 『アイピース』」が掲載された。種々の惑星用短焦点アイピースの使用感が述べられている。

 http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmo/235/tya061.html                        

                                              村上 昌己 (Mk)   

 

 


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