From
Kanehiro OSA
●・・・・・・・・・・Date: Wed, 22 Oct 2003 19:02:41 +0900
Subject: Re: ローヱル協会大会
南 様
> ご無沙汰です。その後、火星写真は如何でしょうか。最接近の時は天候が悪
> かったようですが、九月に入ってどうでしょうか、私の感じはよく晴れたよう
> に思いますが、観測は如何でしたでしょうか。デジカメ作品お送り下さい。
恥ずかしながら、数点を添付致します。終始実験的な撮影を行っています。結果的に画像だけを得るにはプリズムを使用して撮影するのが一番効率が良いことになりました。高度の低い条件では大気差による色ズレを補正すると歩留まりが良くなります。その分、シンチレーションの影響も緩和する事になります。
考えてみればそのままですが、シンチレーションによる細かいプリズム効果は、波長によって位置すら変えてしまいますから画像が悪くなるのは当たり前です。補正プリズムは単に色合わせするだけではなく、画像細部の位置合わせを行っていると言うべきでしょうね。比較写真ではそれがハッキリしていると思います。
> それから、25日のローヱル協会の年会にはおいでになりますか? CMOの方から
> は横浜の村上昌己さんが出席されます。横尾さんは出られないと聞きました
> が、來年の穴水のローヱル会議についてなど、よろしくご相談下さい。
残念ながら今月いっぱいは、身動き出来ません。仕事で実験を続けていた商品の認定を取得する締めきりが迫っています。逆にこれを過ぎると暇になります。ローエル協会の集まりに行きたいのですが無理なのです。
火星も見たいのですが、10月に入って一度も見る機会に恵まれませんでした。氷レンズもそろそろ再開しなければなりませんので、趣味は忙しくなりそうです。
長 兼 弘 (Kanehiro OSA 野々市 Ishikawa)