1998/99 Mars CMO Note
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from CMO #241


-- 1999年の南極雲(補遺) --


1999年の南極雲の初期の動向については#237 p2842Note(15)で述べた。その形成の閾値は140°Ls邊りであったというのが結論であった。
然し、1999年はφが北緯高緯にあって(φ=18°N21°N)、當時60°Sがやっと見えるかどうかであったから、その以南半値幅30°の大きな極地は全く不可知、だったと言える。
そこで、可能な臨界値として、#237の考察より狹めてみるとどうなるか、考えてみる。

重要な最初の情報は(#237の英文の部にある様に)Mk氏の9Apr(122°Ls)觀察のもので、タウマジアに南極域から降りて來た雲である(#216 p2479)。これはその後も執拗に觀測されたから、芽である事は間違いないが、16Apr (124°Ls)等には#240 p2914の圖の様に、南極方向はグレイで必ずしも靄ってはいないので、未だ斑状態であろう、とした。
◆然し、その後21Apr(127°Ls)にはヘッラスと分離して南端に雲が見え(cf #239 p2891)、ヘッラスは内部構造を露呈した。もしこの點を重視し、見えない極に雲塊が集中しているとする假定が可能ならば、ここが境であると見做すことが出來るであろう。
◆從ってp2843DPk氏の17Aprの像はクリティカルであろう、ということになる。

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