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Ten Years Ago (103)
- CMO #143 (25 March 1994) -- CMO p1371 ~p1382 --

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 トップ記事は、COMING 1994/95 MARS の一回目で、「1994/95年の火星観測暦表(その1)"Ephemeris for Observation of Mars in 1994/95. I " A NISHITA が掲載された。1 June 1994 から 31 August 1994までの暦表である。そろそろ1995年二月の衝に向けての観測期の始まりが近づいていた。

 

 次いで、ときどき- Something Old - (7) 1986年の火星(梗概) "Martian Surface Features Observed from Far East in 1986, Rsum" の紹介である。1988年三月に、ドン・パーカー(DPk)氏・リチャード・マッキム(RMk)氏に送った英文の報告である。かなり以前のものだが『火星通信』紙上には未発表であった。

 

 LtEは、長谷川一郎氏、比嘉保信氏、森田行雄氏、成田広氏の各氏から寄せられた。国外からは、Rechard McKIM氏からお便りがあった。各々に編集子からの()が付けられていて、長谷川氏の「天の岩戸神話は日食か? 山本一清説」は疑問、に関しての御返事がある。森田氏はCCDカメラの機種の選定も煮詰まってきたようで、西田氏のアドヴァイスも入っている。

 『夜毎餘言』・XLIV は、「サン・テグジュペリ」と題して、当時、地中海の海中から発見された乗機の墜落残骸の事から話を起こして、彼の作品についての印象が述べられている。ミスプリントのあった新50フラン紙幣の事も、画像を入れて新聞記事が引用されている。これは既にCMO-Webに入っている:

http://homepage2.nifty.com/~cmomn/Zure6.htm を參照されたい。

 筆者(Mk)も最近、サン・テグジュペリの『人間の土地』堀口大學訳・平凡社版を読んでみた。描かれるエピソードは面白く、場面も目に浮かぶようなのだが、どうも、すらすらと一気に読めず途中で止まっている。南氏の解説によると「比喩が多いのはいかにも古くさい・・・」とあり、比喩を考えながら読み進まなければならないところが、娯楽小説しか読まない筆者には、読了するのが難しいところなのかも知れない。

 彼の最後の乗機がP38だったことは、この記事から初めて知った。山本五十六の乗機を撃ち落としたのが、「双胴の悪魔」と呼ばれた米陸軍P38ライトニング戦闘機で、独特な機体の双発機だった。プラモデル世代からのコメントである。

 

 巻末の南政次氏の編集後記には、療養中の御母堂の様子が、お見舞い御礼の形で述べられている。他に、福井での編集・印刷・発送の現状などが紹介されている。

(Mk)

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TYA #001 - #103

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