2006/12/16


NOAA10798の研究(9):Velocityの時間変化(I)

ここでは、arch filamentの上昇速度の時間変化を調べる。
その前に、5波長(Hα center、±0.5Å、±0.8Å)の観測点で、何km/sまでのDoppler shiftをcloud modelから求めることが可能かを調べた。

Cloud modelの適用限界

Source function、optical depth、Doppler widthを固定してDoppler shiftのみを0.0Åから2.0Å(約90km/s相当)まで変化させた場合のcloud modelのあてはめの良さを調べた。
以下の図において、横軸はcontrastを計算するために用いたDoppler shift量、縦軸はそのcontrastを用いてcloud modelから求めたDoppler shift量。
またfittingの様子を表した動画も載せる。 点線が実際のContrast、実線はfitting結果。
初期値を固定した場合
初期値を変化させた場合

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