ORCA-AG のソフト仕様

・現状、市販の Hi-pic というソフトウェアを使用して、
 露出、ゲイン、フレームレートなどの設定や画像取込みを
 行なう。
・この Hi-pic を用いると、2×2ビニングで1枚
 690kBの画像データを、TIFF形式で、直接HDDに
 書込むと、1〜2フレーム/秒程度と言う時間が掛かる。
 直接HDDに書込む場合、HISという浜松ホトニクス
 独自のフォーマットで書き出すと、最高16Hz程度で
 書き出すことができるが、撮影枚数が増えると、この
 フレームレートが低下する現象が見られ、固定フレーム
 レートでの記録が難しい状態である。
 一方、観測1セット毎にRAMに取りためてから、
 HDDにTIFFで書込む事も可能であり、この場合は
 RAMの容量が空いている限り、16フレーム/秒での
 取込みが可能となる。ただし、RAMからHDDへの
 書き出し速度が、やはり1〜2Hz程度かかるため、
 必然的に観測と観測の間に時間的ブランクが生じてしまう。
 (PCは最近の市販レベルのもので、特別に高速HDD
 書込用のものを用いていたわけではない。また、データ
 転送インターフェースは、IEEE1394 を用いている。
 カメラ自体のデータ読み出し速度は、約16フレーム/秒
 である。)
・上記ソフトの場合、TIFFに変換すると、データ取得時刻
 等がファイル名に反映されないため、それらの情報が
 失われてしまう。