CMO #382 (25 March 2011) 和文お便りLtE

 


  ・・・・・題名: Re: シリーズ3/ 23 Feb Mk 

送信日時: Wed 02/23/2011 18:16:40 JST

 

南 政次 様  前略失礼します。

 

お返事遅くなりました。昨夜が寝不足で、午後から休んでいました。

 

LtE、シリーズ3 インデックスページ、共に受信しています。

明日夜のアップに向けて用意します。

 

あすは、全館清掃日で業者が入り、落ち着かない1日です。

 

それではまた。 草々  18:13 JST k

村上 昌己

 

●・・・・・題名: CMO#381和文ページ/ Mk 

送信日時: Wed 02/23/2011 19:25:25 JST

 

南 政次 様  前略失礼します。

 

CMO#381和文ページのそれぞれへのリンクです。

 

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmo/381/WSh381.htm

 

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmo/381/2009_2010Note(9).htm

 

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmohk/tya/tya186/TYA186.htm

 

http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmo/381/LtE381.htm

 

阿久津氏の土星アニメーション画像は、動いているのを確認しています。

 

ご覧下さい。

 

シリーズ3 和文インデックスページは、まだ上げていません

 

それではまた。 草々  19:22 JST Mk

村上 昌己

 

●・・・・・題名: CMO381

送信日時: Thu 02/24/2011 15:49:08 JST

 

拝受いたしました。ありがとうございました。 yu

常間地 ひとみ

 

●・・・・・題名: CMO#381拝受/24 Feb Mk

送信日時: Thu 02/24/2011 17:21:39 JST

 

南 政次 様  前略失礼します。

 

24日午後のクロネコメール便で、CMO#381拝受いたしました。

 

それではまた。 草々  17:20 JST k

村上 昌己

 

●・・・・・題名: CMO/IOMO #381 拝受 

送信日時: Fri 02/25/2011 13:28:24 JST

 

  様:

 

本日午前中、CMO/ISMO #381 届きました。

いつもありがとうございます。

 

 

●・・・・・題名: CMO/ISMO拝受 

送信日時: Sat 02/26/2011 02:14:23 JST

 

政次先生、近内令一です。日本語にて失礼いたします。

CMO/ISMO#381224日木曜日午前中にメール便にて届き

ました。

 

ご心配いただきましたように、私の通っている英会話スク

ールの担当教師はニュージーランド人でして、今週水曜日

のレッスン時に彼女の母国を襲ったdisastrous earthquake

について聞いたところ、実家は北島のオークランドで、南島

のクライストチャーチとは『青森と京都くらい離れている』

そうで、ご両親、親類縁者、親しい友人の方たち、総て無事

とのことでほっとしました。

 

シーハン先生の巻頭エッセイ、“超晴れ男”ドルフュス教授

の功徳もあってか三日徹夜を含めてピクの1mカセの威力を

堪能されたとのことで羨ましい限りです。非常に面白く読ま

せていただきましたが、肝心のところで相変わらず抽象的な

表現が多くてよくわかりません。例えば『大口径の優位性は

惑星像上に何やら線や点や輪郭のディテールがあるのを検出

できるということではなく、それが何なのか、言い換えれば

具象形態の現出が可能になることである。大口径の分解能が

それを実現しているのではなく、大口径では微妙な色彩の差

異の検出が容易になることの貢献が大きい』と述べています。

 

これはあきらかにおかしい。集光力と分解能がセットになっ

ていないと、網膜上の色覚細胞群を高い空間分解能で有効に

刺激できません。シーイングの影響と、視覚系の個人差の話

もごっちゃになっているようです。私は6080cm級の口径ま

でしか惑星を見た経験がないので大きなことは言えませんが、

機会があれば検証してみようかとも思います。

 

英文エッセイは現在のところ、まともなネタが見つかってお

りませんのであまりご期待に副えないかもしれません。

とりあえず、そろそろ望遠鏡の整備を始めようと考えており

ます。循環器系に負担のかかる気温の変化の激しい時節に入

りますので、どうぞご自愛下さい。

また宜しくお願い申し上げます。

近内 令一

 

●・・・・・題名: Saturnian blue winter hemisphere

送信日時: Sat 02/26/2011 23:07:35 JST

 

シーハン先生の巻頭エッセイについて今朝書き忘れたこと

を追記いたします。

ピクの1mカセで、太陽から遠い土星の半球(冬半球と呼

んで好いと思いますが)が濃い空色を帯びて見えるのに魅

惑され、ドルフュスに『毎度のことさ』と云われたエピソ

ードは興味深く感じました。

以前土星の色について調べていたとき、どの文献だったか

忘れましたが、土星の大気上層にはアムモニアの靄や結晶

が漂っていて、太陽から遠い半球ではその層の中を斜めに

長く日光が通過するために強い散乱を受けて顕著な空色を

呈する、とありました。

もし冬、夏それぞれの半球の高緯度帯で日射の違いに基づ

いてアムモニア層の粒子のサイズ、性状、量に違いが生じ

て冬半球で蒼色味が強く見られるのならば、シーハンが本

文中で述べているように、これを季節現象(効果)と考えて

好いことになるでしょう。

また土星の輪はまるで巨大で綺麗な蛇の目日傘を差してい

るようなものですから、冬半球のかなりの面積はその日蔭

となり、逆に夏半球は傘からの照り返しを受けて、両半球

での日射エネルギーの差を大きくさせるのに寄与している

かも知れないと想像します。

 

1mカセで見る惑星面上の色彩の多様さは驚異的で『あた

かもモネの油絵を眺めているようだった…』

…とは実に好く表現したものだと感心します。すなわち、

境界線で区切られたり囲まれたりしていない、彩度の高い

様々に微妙に色調の異なる夥しい数のcolored patches(

だけの小区域)が互いに隣接しながら惑星面に犇めき合う

様が浮かびます。

超カラフルな木星面はまさしく色セロファンのパッチワー

クみたいなもので、上のモネのカンバスの喩えが当たって

います。土星も好条件下に大口径で実視するときっとそう

なのでしょう。そして火星は、熊森照明氏の表現を借りれ

ば“赤色に偏った特異な色環境の惑星”なのでややこしく

なりますが、シーハンがCMOに寄せたペーパーやレターでも

大口径の実視経験で繰り返し強調していますから“モネの

カンバス状態”が火星面に実在することは間違いないでし

ょう。彼がどこかで書いていた、ある種の色覚異常者は火

星像上で隣接する異なる色調の“色だけ区域”の境界部を

線として認識する可能性があり、色覚異常を持っていた昔

の火星観測者の細線運河“検出”をこれで説明できるかも

しれない、という指摘は結構イムパクトを感じます。

 

色のある惑星面では、デリケートな色のニュアンスを見分

けられないと表面の実相を捉えられない、というシーハン

の指摘はよくわかります。しかし、今朝方のメールでも書

きましたが、隣接域と微妙に異なる色調の小区域の色情報

を区切り好く網膜経由視覚中枢に届けるためには大口径の

分解能が効いているはずです。

大口径の実視で分解能の威力がすんなり感じ取れない理由

は気になります。経験が無いので想像するしかないのです

が…シーイングによる制限や、光学系の不出来で全開フル

口径では像が劣化してしまう、火星のアルべドー模様の空

間周波数分布は、1m口径級の分解能のあたりに欠損があ

って、それ以下の口径の見え味と比較して、あ、細かいと

ころがよく見える!という有り難味が感じられ難い(HST

2.5m級になるとクレーターがクレーターらしく見えてき

て、わぁ凄げぇ〜!となるのかも)。…というような消極的

な僻みっぽい想像しか浮かんで来ないのは悲しいことです

()

 

お暇な折に南先生のご経験をお聞かせいただければと思い

ます。久々に長々と書いてしまいまして大変失礼いたしま

した。

また宜しくお願い申し上げます。

近内 令一

 

●・・・・・題名: Re: 問い/ 28 Feb Mk 

送信日時: Mon 02/28/2011 09:30:45 JST

 

南 政次 様  前略失礼します。

 

メール、拝見いたしました。

 

CMO#300からのPDFファイルは、飛騨サーバーに上がっています。

インデックスページからのリンクは飛騨サーバーになっています。

Niftyサーバーに上げてあるものは消しても問題はないと思います。

 

おっしゃるとおり、他のファイルの本文から、Niftyサーバーにリンクが付いているかが問題ですが

、一太郎ファイルの原文があれば復元できますので、見つけたときに修正で対応していく事にしたい

と思います。

 

三月から四月半ばまでは入寮者対応で慌ただしくなると思います。(未だ人数などの通知はありませ

んが・・)

TYAも早めに仕上げるつもりでいます。

 

足の痛みは良くなりましたが、階段を下りるときにはまだ痛みます。

 

それではまた。 草々  09:15 JST k

 

●・・・・・題名: ぜひご自愛のほど 

送信日時: Wed 03/02/2011 23:39:42 JST

 

政次先生、近内令一です。日本語にて失礼いたします。

坑凝血剤内服を中断して生検受けられるとのこと、大変に

心配しております。外科処置のための坑凝血剤代換薬剤の

効能等は急速に進歩しておりますので、その点は心配ない

と思います。

病状把握されましたら、主治医の先生方とご相談の上、長

期展望重視で対策組まれるようお願い申し上げます。

CMO/ISMOの活動において、経験、頭脳、promptness、そし

an excellent command of languages……南先生の替わ

りは誰も出来ませんので、本当に切実な願いです。

 

土星の色等については文献をもう一度浚ってみます。

 

平林 勇さんが2005年の火星の知見について何か書かれると

のこと。とても楽しみです。私にとって、中学生の頃から

木星の眼視観測を直接指導していただいた、偉大な兄貴の

ような方です。ご存知の通り、筋金入りの木星の眼視観測

者ですが、日本電気に長年勤務されたコンピュータの専門

家であり、今世紀に入ってCCD imagerに転向されてから、

非常に良質の惑星画像を得ておられます。以前見せていた

だいた2003年の25cm田阪鏡でのTouCam火星画像は国内トッ

プクラスの画質であったと記憶しています。

描けて、撮れて、考えることの出来る惑星観測者はそうそ

うはいませんので、非常に貴重な方で、CMO/ISMOと交流を

持たれるようになるならば素晴らしいことだと思います!

 

重ねて、火星に興味を持つ総ての人のために、なにとぞご

自愛のほどお願い申し上げます。

近内 令一

 

●・・・・・題名: 土星画像  S110304. S110305 

送信日時: Sun 03/06/2011 15:21:15 JST

 

土星画像  S110304, S110305 

 

 

久々の土星画像。5日の画像ではIII130°付近の明るいのが西の先端です。眼視的には輝度が落ちたと思いますが、画像処理のせいなのか明るいです。

またその前の画像、III0°付近の黒い暗部が不気味です。その前後に白斑が二条になっています。

 

阿久津 富夫

 

●・・・・・題名: 土星画像  S110307 

送信日時: Tue 03/08/2011 18:44:59 JST

 

土星画像  S110307

 

 

夜中、蚊に刺され起こされました。窓からは星が見え、眠れず土星を見ました。III=200°以降は淡いですが白斑が連鎖し、この緯度がやや暗いのか浮き立って見えます。眼視でも何とか見えます。

 阿久津 富夫

 

●・・・・・題名: Re: GRS images on 7th march 2011 

送信日時: Tue 03/08/2011 23:40:30 JST

 

南 政次 様

 

Pellierさんの木星画像転送、有難うございます。

 

木星は西天低くなり、私個人も殆ど観測できない状態となりました。

 

南赤道縞撹乱も最終ステージに差し掛かり、とりわけGRSの動向が気になる

 

ところです。

 

Pellierさんの画像はまさにその状態を捉えており、貴重です。

 

 

私の2005年の火星観測レポートは現在時間がとれませんが、画像の整理は

 

ついているので出来次第お送りいたします。宜しくお願い致します。

平林 勇  

 

●・・・・・題名: Re: 地震お見舞い/ 11 Mar Mk 

送信日時: Fri 03/11/2011 16:35:36 JST

  

南 政次 様  前略失礼します。

 

こちらは揺れは大きかったものの被害はなく、停電もしていません。

全室見回りをしていて時間がかかりました。

 

 

電話は通じにくくなっています。特に携帯はだめで、固定電話で自宅とは無事の確認をしています。

 

 

それではまた。 草々  16:33 JST Mk

村上 昌己

 

●・・・・・題名: Re:地震お見舞い 

送信日時: Fri 03/11/2011 17:18:56 JST

 

ありがとうございます。無事帰宅しました。鉄道はすべて止まっています。

常間地 ひとみ

 

●・・・・・題名: Re: 地震お見舞い 

送信日時: Fri 03/11/2011 19:42:30 JST

 

8AR116623:13UTX1.5フレアほかMクラスフレアも発生していました。

 

余震が続いています。学校では迎えの来ない生徒は校舎内待機のようです。yu

常間地 ひとみ

 

 

●・・・・・題名: Re: お見舞 

送信日時: Sat 03/12/2011 09:53:58 JST

 

 南様

 

お見舞いありがとうございます。

 烏山に家は大きな被害がなかったようですが、2階の私の部屋は物が落ちたそうです。 実家の茨城は屋根のかわらが落ちたそうですが、人的な被害はないとのことです。

 阿久津 富夫

 

●・・・・・題名: Re: 気仙沼/ 12 Mar Mk 

送信日時: Sat 03/12/2011 23:59:52 JST

 

南 政次 様  前略失礼します。

 

ご心配有り難うございます。

 

家内の親類は、宮城県内・岩手県内にいるのですが、固定電話からでもなかなか全員とは連絡が取れ

ないようです。

 

気仙沼の母は、女川の老人施設にいて高台なので津波の被害は受けていないと思うのですが、孤立し

ているのではないかと心配しています。義妹との連絡が付いていて、無事ではないかとのことですが

、詳しいことは判りません。

 

母の家は昨夜NHKの中継が入った気仙沼高校のそばで、かなりの高台で津波の影響はないのではと安

心しています。

義妹の家も火災の起きている港とは離れていて、内部はひどく物が散乱しているが、崩れなかったと

のことです。

 

仙台市内の方が、連絡が取れないようで、盛岡とも不通とのことです。

 

 

近内さんのところと近いと思われる福島原発の状況が大きくならない事を祈っています。

 

 

エレベーターの故障で階段を上り下りしたために、筋肉痛になってしまいました。

 

それではまた。 草々  23:49 JST k

村上 昌己

 

●・・・・・題名: M9.0 Earthquake! 

送信日時: Mon 03/14/2011 00:06:31 JST

 

Dear Dr. Minami, All lifelines are secured for now in

our town which is on a firm bedrock, whereas in the

neighboring towns on fragile grounds a lot of people

fell victim to the landslides.

 We have two nuclear power plants in Fukushima Prefecture

located along the Pacific Coast some fifty km east of

our town. Yesterday afternoon the building housing one

of the reactors of the northern plant was blasted off by a

hydrogen explosion, and the Japanese government evacuated

all the residents within a 20 km radius of the northern

plant, and inside of a 10 km radius of the southern one,

respectively. The Dentists' association of our district is

preparing to form a team to take care of the refugees'

dental problems on requests.

 This afternoon I could have finally inspected my observatory

on a hill five minutes' by car. I drove there preparing

myself for the worst…seeing my telescope toppled down to

the floor. But I felt much relieved to find my C-14/Pentax

MS-5 equatorial mounting standing seemingly sound amongst

a terrible mess in my dome (I'm attaching a snap). I guess

my telescope was doing a five minutes tap-dancing during

the massive earthquake because it's now located at full one

meter north of its original position, and its polar axis

points to the northeast!

 Just putting a well-self-balanced heavier telescope on the

base unsecured, I think, may be the safest way when it's

exposed to a severe earthquakemy astrofriends emailed me

that tubes of some larger(60cm aperture) anchored

instruments in the quaked area came off their mountings to

crash to the floor!

 Best wishes for your health,

 Reiichi KONNAI

 

 

 

●・・・・・題名: Re: Fw: Saturn 17 March 

送信日時: Tue 03/22/2011 17:22:02 JST

 

 

南様

毎度の画像転送ありがとうございます。

 

すばらしい土星画像です。 セブでは3月に入り、曇りの天気ばかりが続き、観測が出来ません。 しかし、今夜は久々に見えるかもしれません。

 

阿久津 富夫

 

●・・・・・題名: CMO#382 拝受/22 Mar Mk 

送信日時: Tue 03/22/2011 18:45:45 JST

 

南 政次 様  前略失礼します。

本日、午後の配達で#382拝受いたしました。草々

村上 昌己

 

●・・・・・題名: 土星画像  S110322

送信日時: Wed 03/23/2011 14:40:43 JST

 

土星画像  S110322

 

久々の土星観測です。 Stormの先端付近ですが、輝度が落ちました。

WinJUPOで北極側の展開画像を見ると、先端部からの後ろが分かります。 

阿久津 富夫

 


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