CMO #405 (25 December 2012) 和文お便りLtE Now

前号の和文LtE

最新のemailが上に來ています。


・・・・・タイ2.4m 望遠鏡

発信: 29 November 2012 at 12:55

 

こんにちは

  タイ、チャンマイからです。タイの2.4m経緯大望遠鏡での木星観測は、生憎の雨、曇りの天気が続き、今夜のみとなり、天気のみが心配です。

 この国立天文台は、来年1月には施設が完成、披露、スタートらしいです。望遠鏡は2.4(本体はオーストラリア製)、ドームは9mタイ製で中のスペースは余裕がなく、こんなに小さいドームOKかな?と思います。 

 2.4m(F/1.5) ナスミス焦点・F/10),惑星観測は主ではなく、分光観測だそうですが、それにしても2.4mともなるとすべてパソコン制御になり、別な場所からリモートコントロールします。機械の導入精度は大変良く、24mの焦点距離でも640×480ピクセルのチップに一発で入ります。当然でしょうかね!

鏡もでかい、空調設備も完ぺきで、常に夜の外気温に近い温度に保っているようです。流石、2.4m鏡筒、触っても全く動かないものです。当然でしょうね!

  2.4mの木星画像を見ましたがは木星は1/2しか入らず、全面をとらえるには二度の撮像が必要です。写りとしては、コリメーション次第でアップできるかな?思います。気流は良いと思います。

今夜が最後なので何として、画像を撮りたいです。

天文台は約、2500mの標高があり、夜の気温は今でも10度位になります。 雨が降ると、息が白くなり、同行のChrisは寒いと言っています。

  タイは経済的に発展し、天文学の世界に今後、伸ばして行きたい、意気込みを感じました。

 

阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・英文LtE訂正お願い

発信: 29 November 2012 at 12:03

 

政次先生、近内令一です、ご多忙のところ日本語にて失礼いたします。
Possible Mons Argenteus
の英文LtE早速のアップ有難うございます。毎度のことなが
ら酔眼タイピングでヒドいミスがありました。半分ちょい下のNereidum Montesの前
southern adjoiningnorthern adjoiningに訂正していただければ幸いです。宜し
くお願いいたします。
 MRO MARCI Weekly Weather Report19-25 Nov.2012分本日アップされましたが、
Sinus Sabaeus
の付け根~HellespontusNoachisにかけて先週日毎に頻発していたダ
ストは今週大きく進展してはいないようです。南半球のダストレベルは上昇して全体
的に煙っているようです。先週のダストイヴェントが1971aに対応する類のものなら
ばここ1~2か月は目が離せないでしょうか。また破れ継ぎはぎ提灯では確かには判
りませんが暗色模様の大きな変化もありそうな気がします。
 こちらは昨日雪がかなり強く舞いました。福井ではさらに寒さが厳しくなることで
しょう。お風邪など引かれませぬようどうぞご自愛ください。またメール差し上げた
く存じます。

 

近内令一 (石川町、福島)

 

 

 ・・・・・木星 1121, 22日 2012

発信: 24 November 2012 at 23:52

 

NEBbargeが接近し、21日には合体し1つになっています。 以前のようにNEBBarge模様が見るようになってきました。

木星画像 J121121  


木星画像 J121122


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・Dusty season

発信: 22 November 2012 at 21:51

 

政次先生、近内令一です、日本語にて失礼いたします。 編集お疲れ様です。 
激務で体調を崩されぬようどうぞご自愛ください。 

火星の季節はλ=210°Lsを過ぎて自分の眼でぜひ火星面を見たいところですがどうしようもないので破れ提灯を眺めております。 困った短冊提灯張りですが日中のある程度のことは把握できるかもしれませんですね。


この1112日から18日までの週刊提灯のモンタージュを添付いたします。この裏側の経度でもあちこちでボコボコ砂煙が立っているようです。 アルシア、パヴォニスには山岳雲も顕著です。 

マーズエクスプレスのVMSが画像の公開をしてくれると面白いのですが眠りこけていますね。

また宜しくお願いいたします。

 

近内令一 (石川町、福島)

 

 

・・・・・木星画像 1116, 18 2012

発信: 19 November 2012 at 23:34

 

J121116NNTZの小赤斑(NN-LRS-1)は周辺に模様がないので赤みあり、目立っています。

木星画像 J121116


 

木星画像 J121118


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・木星画像 1114, 17 2012

発信: 18 November 2012 at 23:06

 

先週の木星画像です。J121117 / NEBn2個の白斑が遂に合体し、大きく1個なりました。メタン画像、UVでも見えています。

木星画像 J121114


木星画像 J121117


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・NEBn2つの白斑接近

発信: 12 November 2012 at 01:22

 

木星 NEBn2つの白斑接近(II=67.3度 78.0度 11/10)の様子(1026-1110日)を動画にしてみました。またNEBの内部のたなびくリフトの変化の速さもわかります。


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・木星画像 118, 9, 10 2012

発信: 11 November 2012 at 23:33

 

木星 J121108  J121109 J121110

 NEBn2つ白斑の内、後方が前方に接近し、ぼんやり2つに見えています(1110日)




 

阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・木星画像 114, 5, 6, 7 2012

発信: 11 November 2012 at 23:23

 

木星 J121104 J121105  J121106  J121107

11月の木星画像です。晴れるようになってきました。気流は良好。木星面はNEBが複雑な模様があるが、大きな変化なし。NNTZLRS (II=290゚)が赤みが強い。





 

阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・体調不良

発信: 4 November 2012 at 00:32

 

政次先生、近内令一です。日本語にて失礼いたします。

ご無沙汰しております。本年後半の色々な疲れがどっと出てきてこのところ体調を崩しております。特に持病の十二指腸潰瘍が再発してきたようで、これが変なモノになるとまずいので近々一泊で人間ドックに入ってくる予定でおります。

M. FRASSATI氏の欠け際明突出の観測はCMO#2842003 Great Mars CMO Report No.19にしっかり明記されてますですね。失礼いたしました。Series 1Series 3は少なくとも4回は通して読んだつもりでしたが、アタマがお留守というか読み方が甘いですね。ギャラリーも含めてまたきっちり勉強をやり直し始めました。画像の周縁部は欠け際もリムも重要な領域だと思って注意していますが、情報量が不足だったり過多だったりに加えて、周縁部を加工し過ぎてグチャグチャになっている例も南先生のご指摘の通りで、もったいないことだと私にも実感できるようになってきました。CCDカメラの性能が向上するほど逆に切実な問題になってくるように思えます。

日増しに寒さが厳しくなってきておりますので、風邪など引かれませぬようどうぞご自愛ください。

 また宜しくお願いいたします。

 

近内令一 (石川町、福島)

 

 

・・・・・木星 112日 2012

発信: 4 November 2012 at 12:20

 

木星 J121102


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・木星による恒星の掩蔽 112日 2012

発信: 4 November 2012 at 01:19

 

珍しい木星による恒星の掩蔽

112日の夜、木星による恒星の掩蔽が観測出来ました。眼視では明るいSAO76824/PPM93872(9.4等)と暗い星があり、画像からでは14h 01-02mには木星に隠れたようです。木星本体の明るさと恒星の明るさの差が大きく、隠れる寸前ははっきりとらえることができませんでした。


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・木星 111日 2012

発信: 2 November 2012 at 15:05

 

木星 J121101

連日、晴れるようになっています。 GRS以降の経度ですが総じて大きな変化なしです。


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 

 

・・・・・木星 1031日 2012

発信: 1 November 2012 at 11:49

 

木星 J121031

NEBn2つ白斑の内、後方の白斑II (II/90.6)が前方に進んで、接近しつつあるようです。

EZnからの典型的なフェストーンが4個が並んで見えます。


阿久津富夫 (セブ、フィリッピン)

 


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