NPO法人 花山星空ネットワーク 第29回 講演会 (オンライン)

ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡により観測された遠方の銀河 (Image credit: NASA, ESA, CSA, and STScI)
ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡により観測された遠方の銀河 (Image credit: NASA, ESA, CSA, and STScI)
1859年の太陽嵐発生時のオーロラの可視範囲 (Hayakawa et al. 2019)
1859年の太陽嵐発生時のオーロラの可視範囲 (Hayakawa et al. 2019)

2022年12月4日(日)に「NPO法人 花山星空ネットワーク 第29回 講演会」をオンラインで開催します。宇宙最初の銀河を探すその最前線と、歴史文献から見えてきた過去の太陽嵐の様子について、わかりやすく解説します。参加には事前申込が必要です。

内容

井上昭雄氏

宇宙最初の銀河を探す、その最前線

井上昭雄氏 (早稲田大学理工学術院総合研究所教授)

私たちが棲む太陽系は、「銀河系」という恒星の大集団に属します。また、宇宙には銀河系のような恒星の大集団「銀河」がたくさんあります。宇宙の歴史上、最初の銀河はいつ、どのように誕生したのでしょうか?最遠方の銀河を探すことは、この問いに直接的に迫る手段です。この講演では、最遠方銀河探求の歴史を概観したのち、私たちのグループで進めている、アルマ望遠鏡などを使った最遠方銀河の観測についてご紹介します。また、ついに観測が始まった、ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡による最新の結果もご紹介します。最後に、私たちが提案している日本の新しい宇宙望遠鏡GREX-PLUS計画についても簡単に紹介します。

早川尚志氏

歴史文献から見る過去の太陽嵐

早川尚志氏 (名古屋大学宇宙地球環境研究所助教)

太陽嵐の中でも特に大規模なものは現代文明の基盤インフラに大きな影響を与えることが知られています。一方、このような激甚太陽嵐はそう頻繁には起きず、現代科学データベースでは捉えきれない場合があります。その災厄に立つのが歴史文献に残る太陽面爆発、地磁気変動、オーロラなどの過去の太陽嵐の痕跡です。本講演ではこのような歴史文献から見えてきた過去の太陽嵐の様子について紹介します。

詳細・申込方法

日時
2022年12月4日(日) 13:30–16:00 (13:15から入室可)
場所
Web会議サービス「Zoom」を利用したオンラインでの開催となります。参加用URLはチケットお申込後にお知らせします。
対象
小学校高学年以上
定員
300名 (先着順)
料金
大人 1500円 (NPO会員は1300円)
高校生以下700円(NPO会員は500円)
申込方法
Peatixにて、チケットの購入をお願いいたします。お申込後に、当日の参加用URLをお知らせします。
受付終了
Peatixでのチケット購入が難しい方は、別の方法をご案内しますので、下記までお問合せください。
申込締切
当日まで受け付けていますが、事前に参考資料を配付するため、お早めのお申込をお勧めします
お問合せ
主催
特定非営利活動法人 花山星空ネットワーク京都大学大学院 理学研究科附属天文台
チラシ
第29回講演会 チラシ