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-- 10 April 1997 --

- From #188 we cite two articles -
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* OAA MARS SECTION
-- Mars Observation Reports of 1996/97 (#010)--
* 10 Years Ago (18)(Japanese)
-- CMO #030 (10 Apr. 1987) --


OAA MARS SECTION
1996/97 Mars Observation Reports , #010 ( 16 Mar - 31 Mar 1997 ) (English)
1996/97 火星観測報告 第10回 (1997年3月16日〜3月31日) (Japanese)

CMO030 10 Years Ago (18)
--- CMO #030 (10 Apr. 1987) (Japanese)

1987年三月下旬には火星はまだ夕方の西空低い「おひつじ座」に残っていた。日没後3時間半ほどで火星も沈むようになって、観測時間はさらに短くなった。視直径も月末には4.5秒角になって、何も捉えられない大きさである。きたる8月末の「合」を挟んで、観測の難しい期間に入っていた。

 OAA Mars Sectionもこの期の最終回となった。寄せられたこの期間(16〜30 Mar)の報告は、南政次氏(大津)、張麗霞氏(台北)、中島孝氏(福井)の観測だけになった。この期間、台湾・日本共に天候に恵まれなかったようで、観測日数も少なくなっている。3月末には、Ls=0゚に達し、「1985年末の観測開始がLs=93゚であったからちょうど火星の一年の3/4を追っかけたことになる。」と結ばれている。

 記事としては、トップに浅田正氏による連載記事の、「惑星写真の撮影についてのアンケート」回答の集計結果の第6回が掲載された。「モノクロームで火星撮影の場合」がこの中に採り上げられている。また南政次氏の「台北回想」が始まった。台湾滞在中に観測に使わせていただいた圓山天文台の様子などを思い出すまま綴っていくとの巻頭言がある。その他、浅田正氏の宗像への転居のお知らせと、松本直弥氏の44p鏡の設置の様子の新聞記事が引用されている。

(Mk) 村上昌己
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