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-- 25 May 1997 --

- From #191 we cite three articles -
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* OAA MARS SECTION
-- Mars Observation Reports of 1996/97 (#013)--
* CMO Clicks(8)
-- Latest HST images of Mars --
* 10 Years Ago (21)(Japanese)
-- CMO #033 (25 May 1987) --


OAA MARS SECTION
1996/97 Mars Observation Reports , #013 ( 01 May -15 May 1997 ) (English)
1996/97 火星観測報告 第13回 (1997年5月1日〜5月15日) (Japanese)

CMO Clicks (8)
Latest HST images of Mars (English)

Lettter to Editor
IMW Electronic Newsletter - May 1997 (English)

CMO#033 10 Years Ago (21)
--- CMO #033 (25 May 1987) (Japanese)

1987年五月下旬には火星は夕方の西北の低空にあって、日没後2時間ほどは沈み残り、21時(JST)台に西没していた。

 記事は、「松本直弥氏のRD100による1986年の火星」の2回目が掲載され、衝の後の1986年7月後半から9月中旬までの20葉強のデーターが掲載されている。「D.C.パーカー氏の火星写真(1986年)の紹介」の連載も始まった。パーカー氏 (D C Parker) は当時32cm鏡にテクニカルパンまたはED200フイルムを使って上質の写真を仕上げられていた。CMOを読んだ上で選んで送ってこられたようで、こちらの観測との比較検討資料として興味のある物が送られてきたという。ED200によるネガからからフィルターを通して青色光成分を白黒印画紙に焼き付けている写真も含まれている。初回は1986年5月から6月中旬までの10葉の写真について、松本氏のデーターと同様の体裁で紹介されている。

来信にはBAAのマッキム氏(Richard J McKim)が初登場した。またALPOのビーシュ氏(Jeffrey D Beish)からもお便りがあって、同封されていた"A Brief Report on 1986 Periheric Apparition of Mars"が別コラムで紹介されている。

 OAA Mars Sectionは巻末に小さくあって、福井の南・中島氏の五月の連休中の観測を載せている。この期間両氏は薄明中から火星を捉え観測して、視直径4秒の火星に600倍を用いて、Syrtis MjからM Tyrrhenumの暗部と南極域の白く目立つのを捉えている。5 May (016゚ Ls)の観測が南氏の1996年大接近期の最終観測であり、この接近の観測数は(台北での観測も含めて)998回に達したという。
(Mk) 村上昌己

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