CMO/ISMO 2020 観測レポート#11
2020年十月前半の火星観測報告
(λ=288°Ls ~λ=297°Ls)
村上 昌己
CMO
#500 (
♂・・・・・・ 『火星通信』に報告のあった十月前半の観測から、今期11回目のレポートを纏める。この期間の6日14h GMTに、火星は「最接近」となり視直径(δ)はδ=23.6”に達した。次いで、13日23h GMTには「黄経衝」となった。日本では、この期間も秋雨前線の影響があり、安定した晴れ間は続かなかったが、最接近の頃には少しの期間だけ晴天傾向になって記念観測が出来た。視直径が大きくなってベテランからの観測報告もあり、アメリカ側からの報告が増えている。だいぶ赤緯が上がったが、ヨーロッパからの観測報告がまだ少ない。南半球からの報告数も伸びなかった。
火星は、上の図のように、「うお座」で逆行を続け6日に最接近となった。逆行になると、毎日の西への移動が大きくなって、夕方早く昇るようになり、日没後の東の空に赤く輝くようになっていた。南中時刻も午前零時前になってきて、早い時刻から観測出来るようになっている。視直径(δ)はδ=22.4"から増加して、最大のδ=22.6”となり、期間末にはδ=22.2”にまで戻った。季節 (λ) は、288°Lsから297°Lsとすすんで300°Ls目前となった。まだ黄雲発生の季節は続いているが、大きな擾乱はこの期間には見られなかった。季節の進みと共に朝夕の縁に掛かる靄がだんだんと濃くなっていく様子も捉えられている。傾き(φ)は19°S台から20°Sに増加をしている。縮小を続ける南極冠は、まだ眼視観測でも認められているが、だいぶ小さくなってしまった。北縁は見え難くなっているが、M Acidaliumにかかる張り出した北極雲の様子は日替わりで捉えられている。位相角(ι)は、12°台から13日の「衝」の日には02°台にまで減って、欠けは朝方に移り増えつつある。「衝効果」によるOlympus Monsの輝きが各氏により記録されている。ここでは、最接近前後に得られた三氏の精細画像を取り上げる。
♂・・・・・・ 十月前半の火星面の様子を以下に項目を分けて記述する。使用した画像は、並べるためにサイズの調整をしてあることをお断りしておく。元画像はギャラリーを参照されたい。
1) 朝縁近くでの、Arsia Monsの長大な山岳雲の影
始めに取り上げるのは、朝縁でのアルシア雲(Arsia Mons Elongated Cloud)の長い影が暗条として捉えられたことを取り上げる。近内氏によると、ESA :欧州宇宙機構が、AMEC :エイメック:Arsia Mons Elongated Cloud と命名した現象で、午前のArsia Monsから西方に1500q近く棚引く長い山岳雲が出現する。右画像が、ESAのMars Express衛星搭載のVMC (The Visual Monitoring Camera) 撮影の画像である(6 Nov 2018, λ=284°Ls)。
10月24日付の、”SpaceWeather” WebPageの記事に触発されて、寄せられている画像を点検したところ、10日(λ=294°Ls)の渡辺文健氏(名寄市天文台)の ω=050°W、12日(λ=295°Ls)のRobert Heffner氏(大阪府) の ω=065°W、13日の吉澤康暢氏(福井市自然科学史天文台)のω=043°W〜ω=072°W, (λ=296°Ls)の画像に記録されていた。
(下画像の ← 部)
WinJuposの機能で展開図を作るにあたり、Robert HEFFNER氏の画像が鮮鋭で、最も内部にまで廻っているのでこの画像を利用した。図のように、暗条がArsia Monsの西山麓から朝縁に向かって長く伸びている様子が判る。シミュレーション画像は、HEFFNER氏の観測時刻のwinJuposのGraphics画像である。展開図上の赤丸は、太陽直下点(sub-Solar Point)を示す。
次には、吉澤康暢氏の連続画像である。朝縁の靄を割いて暗条が回り込んでくる様子が捉えられている。はじめのω=043°Wでは角度が浅く、まだ暗い模様は記録されていないので割愛した。日付が少し遅くなるが、ωが少し大きくなったフォスター氏の画像には、はっきりと認められなくなっている。欠け際近くに衝効果で明るく見える Olympus Monsの様子はあまり変わらないので、この雲の活動は17日には見られなかったのかも知れない。SpaceWeather 掲載の画像は、22日のヨーロッパ側からの撮影である。
近内氏のご教示によると、この現象は以前から知られていて、30 Sept 1988 (λ=296°Ls)
ω=065°Wの宮崎勲氏撮影の画像を始め、宮本正太郎博士の 1 Sept 1971 (λ=246°Ls)ω=065°Wのスケッチにも見受けられるとのことである。また、27 Aug 2003 (λ=249°Ls) のJose SURO氏 ( ω=063゚W )の画像の紹介もあった。今回のイベントでは、栗栖 茂氏(元OAA写真課長?器械課長?)の10月13日の画像があり、ALPO Japanのアーカイブに掲載されているとのことである。下の、ESAのMars Express衛星VMC撮影の詳細な画像も戴いた。
『火星通信』のウエッブサイトでは、2003年のギャラリーページで、Jose SURO氏と同じ日(27 August)に、他にもアメリカ側から撮影した、数人の方の画像に確認できる。
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmomk/2003/f_image.html
また、南氏による、「アルシア・モンスでのフェーン現象」 CMO 2005 Mars Note (13) 0599p〜
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmomn3/CMO330.pdf
の考察がある。0605pに和文で、朝縁での現象が語られている。上記の宮崎勲氏の画像は英文のページに挿入されている。是非ご覧いただきたい。
2) 縮小を続ける南極冠の様子
南極冠はかなり小さくなって、雪線は80°Sの内側に入っているが、縮小の速度は遅くなって、この期間での変化は少なかった。火星面経度で090°方向が融け残っていて、中央に暗帯があり二つ玉に見えている。
3) 北半球の様子と北極雲の形成
傾き(φ)が南向きに戻りつつあり、北縁の様子は見え難くなっているが、M Acidalium付近では張り出してきた北極雲が大きく認められる。Ed GRAFTON氏の画像のように日替わりに変化をする。我々が「ドーズのスリット」とよぶ、雲を通して下の暗さの判るときがたびたび捉えられている。
Utopia付近での活動は、北縁が見え難くなってきたこともあり、はっきり捉えられている画像は少ない。
Elysiumでは、エリゥシウム・モンス(Elysium Mons)が、衝効果もあり明るく認められている。先に挙げたDamian PEACH氏の画像に認められる。
ドーズのスリットに関しては、次の論攷が参考になる。(再掲)
「北極域の重要觀測期間(ドーズの1864年の觀測に寄せて)」Forthcoming 2005 Mars (9) CMO#305
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmomn2/2005Coming_9j.htm
「北半球の季節」 Forthcoming 2007/2008 Mars (3) CMO#327
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmomn2/2007Coming_3j.htm
4) 朝靄と夕靄
ここでは、朝縁・夕縁にに掛かる靄の様子を概観する。午後のアルシア雲の様子は、次の画像に捉えられている。午後遅くなると、先行するシュリア付近にも雲が発生して、いわゆる「W型雲」の様相を示してくる。様子を捉えるには、短波長の単色光画像が有効である。
次には、朝夕縁のSyrtis Mjの様子を並べてみた。Gary WALKER氏は連続画像で、Libyaに掛かる靄が夕縁に押し込められてゆく様子を追っている。
そして、朝縁の靄の中から姿を見せるSyrtis Mjの様子である。いずれの画像にも南半球高緯度の朝靄の拡がりが写っている。14Oct の画像には、Libyaに明るい雲が掛かっていて、R・G・B のいずれの単色光画像でも明るく、ダストの活動だったかも知れない。
この項に関しては以下の南氏の論攷が参考になる。
「朝方、淺葱色のシュルティス・マイヨル」1998/99 Mars CMO
Note from CMO #225
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmo/note/9901/01j.html
「λ=320°Ls to 360°Ls頃の南半球水蒸氣縁雲とヘッラス」
Forthcoming 2005 Mars (14) CMO#311 (25 October 2005)
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmomn2/CMO311.pdf p0222〜
5) 衝効果で明るいオリュムプス・モンス
今回の衝の頃にOlympus Monsを見ることが出来たのは、ヨーロッパ方面の経度であった。観測数は少ないが主立った画像を並べてみた。
少し時期がずれて、位相角は大きくなるが、Olympus Monsの他にも、Elysium Mons等も明るく輝いていた。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今回のレポートと同様の季節を観測した2005年のレポートは以下のリンクから辿れる。
「2005年九月後半(16 Sept〜30 Sept )の火星面觀測」(λ=289°Ls ~298°Ls)
CMO 2005 Mars Report #11 CMO#310 (10 October 2005)
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmomn2/CMO310.pdf
2005年の『火星通信』pdf版のインデックスは、下記の第2シリーズインデックスページ(CMO#300〜)の下段にある。
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmomn0/hp_Indexes.htm
♂・・・・・・ 十月前半の観測として『火星通信』に寄せられた半月間の観測報告の集計は次のようである。日本からの報告は、十名の方から118観測(追加観測3)の報告があった。最接近を含む期間で、少し天候の回復したことあり、新しい報告者を含めて、観測数は大幅に増加した。国外からは、アメリカ大陸方面からは九名から67観測、ヨーロッパ側からは、六名から26観測(追加観測7)の報告があった。南半球からは、南アフリカのフォスター氏から2観測。オーストラリアからは、三名から10観測の報告が入った。合計して、29名からの223測で、九月後半の観測報告数の二倍を越した。ベテランの観測者からも画像が寄せられるようになっている。
阿久津 富夫 (Ak) 常陸太田市、茨城県
AKUTSU, Tomio (Ak) Hitach-Oota,
6 Set of RGB +
1 Colour* + 6 IR + 7 UV
Images (1,~3, 6, 13* October 2020)
45cm spec with an ASI
290MM , 36cm SCT with an ASI 224MC*
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_Ak.html
デビッド・アーディッチ (DAr)
ミドルサセックス、英国
ARDITTI,
David (DAr)
Stag
Lane, Edgware, Middx, the
1 Colour + 1 IR Images (5 October
2020) 36cm SCT with a Flea 3
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_DAr.html
ステファン・ブーダ (SBd) メルボルン、オーストラリア
BUDA,
Stefan (SBd)
Melbourne,
1 RGB Images (11 October 2020) 41cm Dall-Kirkham with an ASI 290MM
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_SBd.html
マチュイ・チュピタ (MCz) シュチェチン、ポーランド
CZEPITA,
Maciej (MCz)
4 Colour Images
(10, 11 October 2020) 15cm speculum
with a Fujifilm JX600 camera
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_MCz.html
ビル・フラナガン (WFl) テキサス、アメリカ合衆国
FLANAGAN, William (WFl) Houston, TX, the
6 Sets of LRGB
+ 6 IR Images (1,~4, 6, 7 October 2020)
36cm SCT @f/22 with a PGR GS3-U3-32S4M-C
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_WFl.html
クライド・フォスター (CFs) センチュリオン、南アフリカ
FOSTER, Clyde (CFs) Centurion,
2 Sets of RGB
+ 2 IR Images (8, 13 October 2020)
36cm SCT with an ASI 290MM
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_CFs.html
ペーター・ゴルチンスキー (PGc) コネチカット、アメリカ合衆国
GORCZYNSKI, Peter (PGc) Oxford, CT, The
4 Sets of RGB
+ 4 IR images (3, 4, 6, 15 October 2020) 36cm SCT with an ASI 290MM
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_PGc.html
エド・グラフトン (EGf) テキサス、アメリカ合衆国
GRAFTON, Edward A (EGf) Houston,
TX, the
9 LRGB
+ 2 B Images (1, 3, 4, 6, 7, 12,~15 October 2020) 36cm SCT @ f/17 with an ASI 120MM
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_EGf.html
ロバ−ト・ヘフナー (RHf) 大阪府、日本
HEFFNER, Robert (RHf) Osaka, JAPAN
5 Colour Images
(1*, 6, 10, 12, 13 October 2020)
28cm SCT with an ASI 224MC & 290MM *
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_RHf.html
リチャード・ヒル (RHi) アリゾナ、アメリカ合衆国
HILL, Rechard (RHi) Tucson, AZ, the
3 Colour + 6 IR Images (8,
10, 12 October 2020) 15cm SCT with
a Skyris 132C & 132M
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_RHi.html
石橋 力 (Is) 相模原市、神奈川県
ISHIBASHI, Tsutomu (Is) Sagamihara,
2 Colour + 1 B
Images (1 October 2020) 31cm
speculum, with an ASI 290MC
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_Is.html
マノス・カルダシス (MKd) アテネ、ギリシャ
KARDASIS, Manos (MKd)
6 Colour + 5 B
+ 5 IR Images (1,~3*, 9, 10*, 14 October 2020)
36cm SCT with an ASI 290MM & 178MC*
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_MKd.html
近内 令一 (Kn) 石川町、福島県
KONNAÏ Reiichi (Kn) Ishikawa,
3 Colour
+ 2 B + 1 IR Images (
3, 15 October 2020) 41cm SCT
with an ASI 290MC
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_Kn.html
工藤 英敏 (Kd) ケアンズ、・オーストラリア
KUDOH, Hidetoshi (Kd) Cairns,
2 Colour Images (7,
8 October 2020) 20cm Spec with a QHY5L-II-C
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_Kd.html
熊森 照明 (Km) 堺市、大阪府
KUMAMORI, Teruaki (Km) Sakai, Osaka, JAPAN
18 Colour* + 10
B + 10 IR Images (1, 2, 5, 6, 11,~ 15 October 2020)
36cm SCT @ f/37 with an ASI 290MM & ASI 224MC*
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_Km.html
フランク・メリッロ (FMl) ニューヨーク、アメリカ合衆国
MELILLO, Frank J (FMl) Holtsville, NY, the
8 Colour
+ 5 (610nm)* Images (1, 3, 4, 6, 7, 9, 10,
25cm SCT with an ASI120MC & DMK21AU618.AS*
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_FMl.html
エフライン・モラレス=リベラ (EMr) プエルト・リコ
MORALES RIVERA, Efrain (EMr) Aguadilla,
3 Sets of RGB
+ 4 Sets of IR-GB + 2 Colour Images (2, 5,~8, 10, 12, 13, 14 October
2020)
31cm SCT with an ASI 290MM
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_EMr.html
中村 健三 (Nk) 諏訪市、長野県
NAKAMURA Kenzo (Nk) Suwa,
1 Colour
image (11 Octber 2020) 20cm SCT @f/63 with an ASI 290MM & 462MC
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_Nk.html
中野 雄吉 (Nn) 大分市、大分県
NAKANO Yuhkichi (Nn) Ohita,
9 Drawings (10, 12, 13, 15 Octber 2020) 20cm Spec,359×,
448×
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_Nn.html
尾崎 公一 (Oz) 稲沢市、愛知県
OZAKI, Kimikazu (Oz) Inazawa,
29
Colour images (1, 2, 5, 6 October 2020) 44cm Spec with an ASI 290MC
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_Oz.html
デミアン・ピーチ (DPc)
ウエスト・サセックス、英國
PEACH, Damian A (DPc) Selsey, WS, the UK (remote controlled the
Chilescope Team in CHILE*)
5 Colour Images
(7, 8, 9, 12* October 2020)
36cm SCT with an ASI 290MM, Chilescope :100cm Richey
Chretien*
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_DPc.html
ミカエル・ロゾリーナ (MRs) ウエスト・バージニア、アメリカ合衆国
ROSOLINA, Michael (MRs) Friars
Hill, WV, the
2 Colour Drawings
(6, 15 October 2020) 35cm SCT, 326×
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_MRs.html
イアン・シャープ (ISp)
ウエスト・サセックス、英國
SHARP, Ian (ISp) Ham, near Selsey, WS, the
2 Colour Images (14,
15 October 2020) 28cm SCT with an ASI 290MM
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_ISp.html
ゲイリー・ウォーカー (GWk) ジョージア、アメリカ合衆国
WALKER, Gary (GWk)
Macon, GA, the USA
7 Sets of RGB
Images (1, 6,~8, 13 October 2020)
30cm Dall-Kirkham with an ASI 290MM
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_GWk.html
ヨハン・ワレッル (JWr) スキヴァルプ、スウェーデン
WARELL, Johan (JWr)
Lindby,
2 Colour
+ 2 IR Images (5, 10 October 2020)
53cm speculum @f/12 with an ASI 462MC
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_JWr.html
渡辺 文健 (Wt) 名寄市、北海道
(なよろ市立天文台 きたてらす望遠鏡*)
WATANABE Fumitake (Wt) Nayoro, Hokkaido,
JAPAN
1Colour Image (10 October
2020) 50cm cassegrain* @f/15
with an ASI 385MC
(*KITATERASU Telescope, Nayoro
Observatory)
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_Wt.html
アンソニー・ウエズレイ (AWs) クイーンズランド、オーストラリア
WESLEY,
Anthony (AWs) Rubyvale,
6 Colour + 1 IR Images (3,~ 6, 8, 14, 15 October 2020)
42cm
speculum with a BFLY-PGE-31S4M-C camera
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_AWs.html
ティム・ウイルソン
(TWl) モンタナ、アメリカ合衆国
WILSON,
Tim (TWl) Jefferson City, MO, the
13 IR・RGB + 2
IR Images (2, 5, 7, 8, 11, 13 October 2020) 36cm SCT with an
ASI290MM
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_TWl.html
吉澤 康暢 (Ys) 福井市、福井県 (福井市自然科学史博物館天文台)
YOSHIZAWA,
Yasunobu (Ys) Fukui,
Fukui, JAPAN
37 Colour Images
(1, 2, 5, 6, 13, 15 October 2020)
20cm refractor* with an ASI 290MC
(*Observatory of the Fukui
City Museum of Natural History)
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_Ys.html
♂・・・・・・ 追加報告
中村 健三 (Nk) 諏訪市、長野県
NAKAMURA Kenzo (Nk) Suwa,
3 Colour
images (11, 15, 28 September
2020) 20cm SCT @f/53 with an ASI 290MM & 462MC
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_Nk.html
ヨハン・ワレッル (JWr) スキヴァルプ、スウェーデン
WARELL, Johan (JWr) Lindby,
5 Colour
+ 9 IR Images (18, 19, 23, 30, 30n September 2020)
53cm speculum @f/14 with an ASI 462MC
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~cmo/cmons/2020/index_JWr.html