Seika Lecture

このページについて

このページは、私が京都精華大学で2012年度前期(火曜2限)に非常勤講師として行う授業 「自然科学論〜宇宙科学と人文社会科学・芸術表現〜」で 用いる資料等の置き場所です。ここに置かれている資料は、個人的な利用であれば受講生でなくても 使用して頂いて構いません。個人的な利用以外の2次利用の際は、下記問い合わせ先までメールで ご連絡下さい。

2010年度の自然科学論Bのページはこちら
2011年度の自然科学論のページはこちら

授業の概要及び目的

宇宙を探ることは、私たちがどこから来て、どんなところに住んでいて、これからどこへ行くのかを探ることである。宇宙に関連した自然科学には、天文学、物理学、地球惑星科学、宇宙工学など様々な分野があり、さらに宇宙への進出が進む現代においては、宇宙における社会システムや人類のあり方など、人文社会科学に関連した問題が出現しつつある。また、宇宙は新たな芸術表現の場になり得ると同時に、宇宙科学の内容を一般に伝える際に芸術表現が強力なツールとなり得る。本講義の目的は、宇宙科学の最新の動向に触れると共に、人文・芸術・表現分野との連携を探ることである。

補講と課題について(2012.6.29 New!)

  • 課題は「宇宙をテーマにした作品の提出」です。絵、イラスト、立体造形、映像、詩、小説、論文など、なんでもいいです。
  • 補講日は7月24日(火)の2限と3限です。この日を課題提出&鑑賞日とします(通常の授業は行いません)。課題はこの日に持参して下さい。
  • 課題は原則として「人に見られること」を前提に作り、できるだけその場で見られる形で持ってきて下さい(文章なら印刷して持ってくる。映像等は仕方ないのでCDにやくかUSBメモリに入れて)。
  • その上で、電子ファイルがある場合はできるだけ電子ファイルも提出して下さい(任意)。当日CD/USBメモリに入れて持ってくるか、isobe@kwasan.kyoto-u.ac.jpまでメールで。
  • この日に限り、授業は受講者外にも公開します。提出してもらった課題を教室に並べ、お互いに鑑賞します。
  • 成績はできるだけその場でつけます。もちろん成績は公表しません。作品を持って帰りたい人は、成績がつけられたことを確認したのち、持って帰って下さい。ただし、記録のため写真は撮らせて下さい。
  • どうしても作品を他の人に見られたくない場合は、その旨を私に申告して直接渡して下さい。
  • 「きれい」「神秘的」など、ありふれた宇宙観しか伝わってこないものは相対的に成績を低くつけます。授業で学んだり、自分で本を読むなどして学んだ、科学的な内容が取り入れられたものや、皆さん自身の宇宙観や生命観の変化が表現されているものを、高く評価します。
  • 絵や造形の場合は、できるだけ作品の内容を説明する文章をつけて下さい。なくても伝わるという自身があればなくても構いません。
  • 作品の完成度も成績評価に加味しますが、期間が短いのでそれほど完成されたものは求めません。内容を重視します。

受講生の皆さんへ留意点

  • 資料はなるべく講義の前日までにアップするようにしますが、間に合わなかったらすみません。
  • いずれにしても講義の直前まで修正が入るので、最終版は講義後のアップになります。
  • 予習はいりません。復習もいりませんが、講義をきっかけに皆さんが宇宙のことに興味を持って、本やインターネットなどで色々調べてみることを期待しています。
  • メールでの質問は随時受け付けます。その際は必ず氏名と学籍番号、「自然科学論」の受講生である ことを明記して下さい。

授業で使用する(した)資料


問い合わせ先

磯部 洋明 (いそべ ひろあき)
Office: 〒607-8471 京都市山科区北花山大峰町 京都大学花山天文台内
Email: isobe [at] kwasan.kyoto-u.ac.jp