Kwasan and Hida Observatories, Graduate School of Schience, Kyoto University English

成果


天文台出版物(論文)リスト (1949年から2014年まで)

博士論文 リスト(1995年以降)

太陽型星におけるスーパーフレア
附属天文台の研究グループは、惑星探査衛星ケプラー衛星の観測データを解析することにより、太陽型星でスーパーフレア(最大級の太陽フレアの100倍~1000倍の超巨大フレア)を360例以上発見しました。 この研究成果は、2012年5月17日に、英科学誌「ネイチャー」に発表されました。
最近の太陽活動について
太陽は、2008年から2009年にかけて黒点が100年ぶりに少ない異常極小期でしたが、最近ようやく活動性が復活し、今サイクル(第24黒点周期)になって大きなフレア(太陽面爆発)が出現するようになりました。附属天文台では、太陽フレアのモニター観測を行っており、2011年8月9日、9月7日、9月8日(いずれも日本時間。以下同じ)に発生した大フレアの観測に成功しました。(2011.09.16)
2011年8月9日のフレアに関する論文が学術雑誌(アストロフィジカル・ジャーナル・レター誌)に掲載されました。(2012.01.10) 画像や動画の利用については、附属天文台ウェブページ利用規約に従って下さい。
太陽のプロミネンス(紅炎)内での対流現象発生を解明
附属天文台の柴田一成教授、大学院生のアンドリュー・ヒリアさんらのグループが、太陽のプロミネンス(紅炎)内で対流現象が起こっていることを突き止めました。この研究成果は、2011年4月14日に、英科学誌「ネイチャー」に発表されました。
日本人アマチュアが発見した新星から新星爆発に伴なうガンマ線を初めて検出
京都大学大学院理学研究科附属天文台花山天文台、広島大学宇宙科学センターの「かなた」望遠鏡をはじめとする可視光観測チームと日・米・欧共同開発の「フェルミ」ガンマ線宇宙望遠鏡チームの共同観測研究(論文責任者Teddy Cheung氏(米海軍研究所)ら)により、日本のアマチュア天文家の福岡県久留米市の西山浩一氏と佐賀県みやき町の椛島冨士夫氏が2010年3月に発見したはくちょう座新星から、新星爆発に伴い1億電子ボルト以上のエネルギーをもつガンマ線が放射されていることが初めて明らかになりました。この研究成果は平成22年8月13日(金)発行の科学誌「Science」で発表されました。
宇宙の天気の鍵を握るは太陽のアネモネ(イソギンチャク)
学術創成研究「宇宙天気予報の基礎研究」の一環として、磁気嵐の原因となる現象を太陽から地球に至るさまざまな観測データを用いて調べた結果、宇宙天気を左右する太陽表面の構造として、「アネモネ型活動領域」が非常に重要であることを突き止めました。この研究成果は、科学誌「ジャーナル・オブ・ジオフィジカル・リサーチ」(JGR)に掲載されました。(2009年2月21日)
SMARTが捉えた太陽フレアに伴う3連続衝撃波
太陽磁場活動望遠鏡(SMART)を用いて世界で初めて3連続で発生したモートン波を発見した研究成果が、米国科学誌「アストロフィジカル・ジャーナル・レター」(ApJL)に掲載されました。(2008年9月1日)
ユビキタス・リコネクション・ジェットの発見
柴田一成教授の研究チームは、昨年、わが国のJAXA/宇宙研より打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」(Solar B)の観測により、太陽の彩層と呼ばれる層(太陽表面の上空の大気層)が非常に小さなジェット現象(細長い高速の流れ)に満ち満ちていることを発見しました。この研究成果が米国科学誌「サイエンス」に掲載されました。
ひので衛星で撮られた太陽の彩層の様子。矢印の箇所に微小ジェットが見える。
ひので衛星による黒点微細構造と微小浮上磁束管の研究発表
この度、日本天文学会欧文研究報告集(PASJ)のひので衛星特集号が発行され、当天文台の北井礼三郎准教授、大学院生大辻賢一氏らによる黒点微細構造微小浮上磁束管についての研究結果が発表されました。